梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

参院選その3 防衛予算

2022-06-23 10:20:26 | 雑記

岸田内閣は防衛予算を倍増すると言及した、
GDP2%に関して野党の質問には「数字としては申し上げておりません」と回答した
ウクライナ侵略戦を見ていると確かにこの前世紀の亡霊、今式に言えばゾンビの様な人間が支配する国と国境を接しているという事を考えると防衛力強化はやむを得ないかもしれない、
しかし、膨大な金額を今早急につぎ込む必要性は無い、と言うより優先順位の問題だ、国民の困窮を先に何とかしなければ侵略される前に国力が減衰し自ら朽ちてしまう
自民党の右派、タカ派の連中が声高に言っている「敵基地攻撃能力」も彼の国との緊張を増加させるだけでその効果は期待できないだろう、
敵基地をどう仮定するかわからないが基本的に現在戦では中長距離ミサイルが一番の脅威だろうが大抵は移動基地だ、
北朝鮮の挑発動画でも移動式発射装置である、これをどうやって攻撃するのか
憲法で戦争の放棄を規定している我が国は先制攻撃が出来ない、
言い分は「我が国を攻撃すると確認出来たら」と言うが中長距離ミサイルは一番近い北朝鮮でも10分以上掛かる、
察知したとしても発射する前に撃破することは不可能だ、第一「我が国を攻撃する事」をどうやって確認すると言うのか、
北朝鮮が頻々と「ミサイル様の飛翔体」を発射していてもどこに向けて発射されたかは実際に発射されないと分からない、
敵基地攻撃能力は余計な軋轢と緊張を生むだけで効果はない、
無いが押してくるのはこっちも前世紀のゾンビか、はたまたアメリカ軍需産業のマッチポンプ営業か

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない
威嚇または武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
防衛権も認めないとしたら確かに侵略されても唯々諾々としたがうかと言えばさすがにそれは出来ないが始まる前から敵基地攻撃能力を誇示することは「威嚇による」解決手段になるのではないか
威嚇して相手が引き下がるくらいならウクライナ侵略戦などするわけもない、
GDPの何%だとしてもそのGDPはどんどん下がっている、個人の貯金をあてにしたところで国内の生産高が増えるわけではない、
経済を回して国内生産を増加させなければ国債の世界的評価は下がる一方だろう、
大企業が儲かるという事と日本が豊かになるという事は全く別と言うより、反比例している、