梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

馬も牛も餌は十分に与えなければ体力は落ち、早死にする

2022-06-17 09:24:29 | 雑記

久里浜駅で人を待つ、JR久里浜は人があまり居ない、広場の木が空の広さを強調する

大森の駅前、真っ白な紫陽花はアナベル

この花はオトギリソウらしいが記憶のものとは違う気がする

21世紀に入ってから先進国の個人所得は殆ど2倍になったそうだ、
お隣韓国は3倍にもなったという、
しかし、日本は逆に0.9倍に下がったという、
他の国は物価指数も若干下がっているしGDPも上がっている
しかし日本は超デフレと言いながら此処半年はじりじりと物価は上昇し今夏を過ぎれば更に上がる、
軒並み10%台の値上げが言われており更にエネルギー関連は20%台では収まらないとも言われている、
岸田内閣は「強力な政策で」と言っているが具体策は示されていない、
円安が外需を押し上げると言われても日本製品の主要輸出は車で値上げが出来なければ結局円安分だけ額面では大幅減少だ
内需を増やそうにも物価高騰に加えて所得減ではどう政府が鼓舞しても上がるわけはない、
「給与所得を上げる様に引き続き要請していく」そうだが要請に答える企業は殆どあるまい、
それが出来るなら2年前から上がっている筈だ、
「貯金より投資を」と叫び「投資の利益は税制優遇を」やり続けた結果投資(投機)が可能な資産家と企業が所得「優遇税制」で更に所得を増やし、その話に踊らされた中間層が資産を減らして格差を更にアンバランスに広げている
ネットスラングに「社畜」と言うのがある、
六道輪廻の畜生道、会社に「牛馬のごとく」こき使われると言う事をそういうらしい、
しかし昔の馬借や農家の耕作牛は確かに過酷に使われていたが手入れと餌は気を使い長く働いてもらう事が経済的に重要な事を理解していた
しかし今の経営方法は「牛馬のごとく過酷にこき使っても餌を極力減らして利益をとる」
それは「優秀な働き手(牛馬)」をやせ細らせて会社の資産を放棄しているという事を理解していない、
「企業は人なり」と言ったのは松下幸之助だったが企業も国も「人」が集まってできている
経営者あるいは政治家・官僚が「人」を保有しているわけではない、
利益も税金も生み出した末端の「人」から預かっているという事を声を理解しなければ日本経済は衰退する、