波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

緩和ケアチームのやさいしい看護師さん

2011-06-05 16:06:53 | 診察
2日(木曜日)、お待ちかねの緩和ケアチームの診察日です。
看護師助さんが、ご主人も是非に、ということなので、今日も年休取ってもらって、いっしょに病院に。
こんなこと初めてよ。

病院に着くと、助さんから、がん専門看護師の女性を紹介される。
30代~アラフォーといったところの落ち着いた雰囲気の看護師さん。

まずは、この病院での緩和ケアの組織・人員を説明してくれる。
緩和ケアチームは、個別に「外来」は持っていないが、患者の要請によって、都度受診できる。
その後は必要に応じて緩和ケアの治療を継続できる。

メンバーは、医師、臨床心理士、ペインクリニック、看護師、リエゾン(心理士の一種)、薬剤師である。
確か数年前はこんな組織や体制はなかったはずだが、この病院も「がんセンター」なるものを
数年前に立ちあげて、遅まきながらがん医療に力を入れ始めたのだろう。
元々心臓や脳神経や糖尿病・腎臓病に強い病院なんだけどね。有名人も入院するんだけど、
がんに強いというイメージはなかった。心強い限りだ。

看護師さん 「今何か困ったり悩んでいることは?アッピアさんのカルテざっと見ましたけど、
長い間たいへんな治療続けてきて、今辛くなっていることはどんなことかしら。」

私 「・・・・・・・・・・・・今まで順調に治療して、抗がん剤もよく効いて、しかも昨年は肝臓も
  手術できて、内臓もきれいになったし、やっと治療も一段落できると思った矢先に、
  腫瘍マーカーが上がり、このへんの(手で触りながら)脇や胸壁や背中や、皮膚にまで
  新しいしこりが出てきて、しかも見て触れるので、それが今ものすごいストレスなんです。
  抗がん剤も今までのようには効いてくれないし、毎日新しいしこりや、しこりの変化に
  気づいてしまうようで、もう嫌なんです。(ご想像どおりこのへんではビービー泣いてるよ)
  痛みの方はオキシコンチンで何とかコントロールできているんですが、こちらのしこりや
  皮膚転移の方は、先々のこと
悪い方に悪い方に考えてしまって、不安に怯え生きていくのに 疲れました。
死んだ方がラクだと思うこともあります。(あれ?ちょっと言い過ぎたかな、自殺願望はないんだけどね。)
  ・・・・・・・・・・・」
  ちなみにすぐ横にダンナがいる。

ひたすら聞いてくれる看護師。さすが、傾聴と共感のトレーニングを受けている?

「食べられるてるの?眠れる?何か自分の好きなことする時間はあるかしら?・・・・・・」

「今まで長い間頑張ってきたんだものね。ほら、こんなに肩や背中が凝って固くなっている。」
 と肩をさすってくれる。

結局、一度、精神科の専門医の診察を受けて、今の薬の処方を見直してもらうことになった。
今日の看護師さんも同席してくれる。その後、緩和ケアチームに引き続き診てもらうこともできる。
精神科の専門医の診察もちょっと興味あるなあ。

今日は予診のような感じだが、今の思いを吐き出せて少しすっきりした。
ダンナにも聞いてもらえたし。まあ、2週間前の4者面談と似たようなシチュエーションなんだけど。


【最近の体調】

・心身不安から胃の調子が悪く、体重が2キロ落ちて下げ止まったけど、戻らない。でも胃の
 具合は治ってきたので、あせらずに食べていこうと思う。
・先週は頭が痛重く、ホットタオルを首にあてたり、ストレッチしたり。これも治ってきた。
・昨日(土)も、市民プールで息子の水泳練習に付きあい、疲れたせいか、夜微熱。のどに
 違和感もあり、風邪か、と思ったが、今日は熱もなく落ち着いている。
・その他:言いたくないけど、皮膚転移や、脇の小さなしこりが広がっている。
     これがいちばん嫌だ!薬の変えどきなのかも。今主治医と相談中です。

この日(2日)、診察の様子はまた別途。




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コメント (4)
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