波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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精神科診察6/20,23まとめ

2011-06-24 16:29:50 | 精神科診察
思った以上にパキシル増量(5mg→10mg)の副作用に苦しんだので、精神科医にそのことを
訴えた。でも3日で副作用も抜けたので、今後のさらなる増量も受け入れる予定。

以下、精神科医との会話抜粋(6/20,23) 

7月頭の旅行のことを話すと、

精神科医 「病気や症状に向かっていた内向きのエネルギーを、外向きのエネルギーに変えられると、
旅行も楽しめる。海や風を感じられるようになる。「自分らしさ」も取りもどせますよ。」
     (パキシルが効いてくれば、との前提ですが。)


私   「もし、使う抗がん剤がどれも効かなかったら、と考えると怖いし、不安感も増すんです。」

精神科医 「それを日本語では【取り越し苦労】と言いますね。それを少なくしてラクになっ 
      てもらうためにここに来てもらってまいす。パキシルの量を適量まで上げていくと、
      “あ、変わってきたな”と実感できますよ。」

      この先生のパキシル信奉は根強いな。

私   「昨晩は、ちょっとしたきっかけでしこりの不安が遠のき、旅行の準備をするエネル
     ギーが出ました。旅行を楽しみにする気持ちが少し出てきました。ですが、今朝は
     また悪い方にリセットされました。朝はダメですねえ。」


精神科医 「治療は、その“良い時間”を伸ばしてくれます。【不安】は日常生活を、暮らしにく    
      くしてしまうので、それを軽くしたいですね。」


私    「でもやはり、しこりや皮膚転移が大きくなるのを目の当たりにしては、なかなか
      不安は消えません。」

精神科医 「相手・現実を変えられなくても、自分の考えかた・感じ方を変える、やり過ごせる。
      しこり・病状と距離をとれるようになる。」

私    「薬ではなく、そういう考え方のトレーニングみたいなもので治せないんでしょうか。」

精神科医 「まず一旦ガソリン(薬)を入れて、考え方を柔軟にして、それからカウンセリン   
      グで治療していきます。考えに固執してしまっているので、他の考えやアイデア
      もある、ある考えは、粘土のようにいろんな形にできる。」

私    「検査結果に一喜一憂せずにマイペースでいける人がうらやましい、そういう人は
      落ち込みも少ないんですよね。」

精神科医 「まあ、キャラだからね。落ち込みやすい人は、頑張りやだったり、几帳面だった 
      り、頼まれると一生懸命頑張ったり、良い面がいっぱいある。でも神経過敏な部分は、
      治療が必要です。」

 だいたい、以上のような会話が続きました。
 自分の「不安」の正体が少し見えてきたような気もするし、でもまだよくわからない。
 先生曰く、自分から、考え方を変えよう、と思わなくていいそうです。
 薬の効果によって、自然と不安から距離を取れるようになれる、とのこと。それなら期待したい。
 先生も、早く薬を適正量まで上げて、楽にしてあげたい、とおっしゃっていました。
 はい、私も早くもっと楽になりたいです。
 以前の自分のように元気になりたいです。



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コメント (4)
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