前後してしまいましたが、9日(木)は、精神科受診日でした。
空港のような外来センターかnら道路挟んで少し入った、少し古めの病棟。
術後の気持ちの落ち込みが激しかった時に何度か通った場所。
7年程前と中の様子は特に変わってないな。
受付して、問診票(今の気持ちや普段の気持ちを5段階で示すテストみたいなもの)書いて、
呼ばれたら、先週の緩和ケアの看護師さんも同席していてくれた。
精神科医師・・・恐らく40代講師の肩書、同年代だね。仕事人として脂の乗りきった年代。
精神科医師 「○○さん(緩和の看護師さん)からもお話を聞いています。
今まで治療がんばってこられて、色々勉強もしていると聞いていますよ。
今どんな気持ちですか。」
私 「・・・・・・・・・・・・今まで順調に治療して、抗がん剤もよく効いて、しかも昨年は肝臓も
手術できて、内臓もきれいになったし、やっと治療も一段落できると思った矢先に、
腫瘍マーカーが上がり、このへんの(手で触りながら)脇や胸壁や背中や、皮膚にまで
新しいしこりが出てきて、しかも見て触れるので、それが今ものすごいストレスなんです。
抗がん剤も今までのようには効いてくれないし、毎日新しいしこりや、しこりの変化に
気づいてしまうようで、もう嫌なんです。(ご想像おりこのへんではビービー泣いてるよ)
痛みの方はオキシコンチンで何とかコントロールできているんですが、こちらのしこりや
皮膚転移の方は、先々のこと悪い方に悪い方に考えてしまって、不安に怯え生きていくのに
疲れました。・・・・・。」
↑
先週、緩和の看護師さんに話した内容とほぼいっしょだったので、その時の会話の記事コピペ
しました。
精神科医師 「本当に今まで頑張ってこられたんだね。今治療に疲れてしまっているね。
正直な今の気持ちを吐き出せてよかった。心が折れそうになっているんだよ。
心と身体はリンクしているからね。だから、ここに相談しにきてもらって良かった。
ちゃんと心のケアすれば、結構乗り越えられちゃうことも多いよ。
そうすれば、また自分の身体と向き合える。
落ち込むことは考えないようにしようと思うことも、それはそれで疲れるし、
考えないようにしようと思うこと自体が無い状態にすべきだよ。
薬の治療では、脳のセロトニンを増やしてあげれば、病状の気になるところ
があっても、ひっかかりがとれて、ラクになります。(今の私はセロトニンが
少ない状態。知識としてはわかっている。朝日浴びるとセロトニン増えてうつ
病の予防になるというヤツね。)
今が気持ちの切り替え時。今までのアッピアさんのように、正面切って「がん」
と向かい合って「すもう」とっていては疲れますよ。
そうではなくて、「がん」と寄り添う方法もあるんですよ。
急には無理でも、「すもう」ではない方法で、薬も使いながら、
病と向かい合えるようになります。
「~すべき」理論からの脱却なんです。もっと自分の気持ちペースを大切に
マイペースでいいんです。・・・・・。」
いつしか、泣きやんで、聞きいっていた。
精神科の先生は、ひたすら聞いてくれるだけで、こちらの支えになるような言葉、
きっかけは発してくれないもんだと思っていたが、今日の先生はは違った。
初日からきっかけをくれた。ありがたかったし、うれしかった。
病気と「すもう」とらずに寄り添うって、まだピンとこないなあ。
いわゆる共存てことかなあ。そこにあることを許すみたいな。
「がんは無くさなければならない」理論の脱却?
確かに、今の自分の足元の目標は、体調を維持して日々充実&楽しい生活を送ることだったはず。
ならば「すもう」ばかりとらなくてもいいのかも。
うんうん、今までの闘病・治療で疲れたのは確かよね。
自分でも感じていたけど、転換点だったんだ。自分を変えていけるかな、少しずつね。
薬の処方 パキシル 5mg 夜1錠(最初の1週間)
同上 10mg 夜1錠(次の1週間)
様子を見ながら増やして、適量を探っていくらしい。
次回診察は、点滴日に合わせて2週間後。ちょっと長いな。
まずは、1日1日を丁寧に生きよう。
1日1回、クリックお願いします。励みになります。
空港のような外来センターかnら道路挟んで少し入った、少し古めの病棟。
術後の気持ちの落ち込みが激しかった時に何度か通った場所。
7年程前と中の様子は特に変わってないな。
受付して、問診票(今の気持ちや普段の気持ちを5段階で示すテストみたいなもの)書いて、
呼ばれたら、先週の緩和ケアの看護師さんも同席していてくれた。
精神科医師・・・恐らく40代講師の肩書、同年代だね。仕事人として脂の乗りきった年代。
精神科医師 「○○さん(緩和の看護師さん)からもお話を聞いています。
今まで治療がんばってこられて、色々勉強もしていると聞いていますよ。
今どんな気持ちですか。」
私 「・・・・・・・・・・・・今まで順調に治療して、抗がん剤もよく効いて、しかも昨年は肝臓も
手術できて、内臓もきれいになったし、やっと治療も一段落できると思った矢先に、
腫瘍マーカーが上がり、このへんの(手で触りながら)脇や胸壁や背中や、皮膚にまで
新しいしこりが出てきて、しかも見て触れるので、それが今ものすごいストレスなんです。
抗がん剤も今までのようには効いてくれないし、毎日新しいしこりや、しこりの変化に
気づいてしまうようで、もう嫌なんです。(ご想像おりこのへんではビービー泣いてるよ)
痛みの方はオキシコンチンで何とかコントロールできているんですが、こちらのしこりや
皮膚転移の方は、先々のこと悪い方に悪い方に考えてしまって、不安に怯え生きていくのに
疲れました。・・・・・。」
↑
先週、緩和の看護師さんに話した内容とほぼいっしょだったので、その時の会話の記事コピペ
しました。
精神科医師 「本当に今まで頑張ってこられたんだね。今治療に疲れてしまっているね。
正直な今の気持ちを吐き出せてよかった。心が折れそうになっているんだよ。
心と身体はリンクしているからね。だから、ここに相談しにきてもらって良かった。
ちゃんと心のケアすれば、結構乗り越えられちゃうことも多いよ。
そうすれば、また自分の身体と向き合える。
落ち込むことは考えないようにしようと思うことも、それはそれで疲れるし、
考えないようにしようと思うこと自体が無い状態にすべきだよ。
薬の治療では、脳のセロトニンを増やしてあげれば、病状の気になるところ
があっても、ひっかかりがとれて、ラクになります。(今の私はセロトニンが
少ない状態。知識としてはわかっている。朝日浴びるとセロトニン増えてうつ
病の予防になるというヤツね。)
今が気持ちの切り替え時。今までのアッピアさんのように、正面切って「がん」
と向かい合って「すもう」とっていては疲れますよ。
そうではなくて、「がん」と寄り添う方法もあるんですよ。
急には無理でも、「すもう」ではない方法で、薬も使いながら、
病と向かい合えるようになります。
「~すべき」理論からの脱却なんです。もっと自分の気持ちペースを大切に
マイペースでいいんです。・・・・・。」
いつしか、泣きやんで、聞きいっていた。
精神科の先生は、ひたすら聞いてくれるだけで、こちらの支えになるような言葉、
きっかけは発してくれないもんだと思っていたが、今日の先生はは違った。
初日からきっかけをくれた。ありがたかったし、うれしかった。
病気と「すもう」とらずに寄り添うって、まだピンとこないなあ。
いわゆる共存てことかなあ。そこにあることを許すみたいな。
「がんは無くさなければならない」理論の脱却?
確かに、今の自分の足元の目標は、体調を維持して日々充実&楽しい生活を送ることだったはず。
ならば「すもう」ばかりとらなくてもいいのかも。
うんうん、今までの闘病・治療で疲れたのは確かよね。
自分でも感じていたけど、転換点だったんだ。自分を変えていけるかな、少しずつね。
薬の処方 パキシル 5mg 夜1錠(最初の1週間)
同上 10mg 夜1錠(次の1週間)
様子を見ながら増やして、適量を探っていくらしい。
次回診察は、点滴日に合わせて2週間後。ちょっと長いな。
まずは、1日1日を丁寧に生きよう。
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