波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

跳び箱不合格?にインストラクターへまっしぐら

2011-06-06 22:47:55 | 息子
今日から3週連続で、息子の体操教室のバッジテスト。
今日は跳び箱だった。「倒れ込み」という級のテストで、跳び箱は使わず、厚めのマットに、
踏切から足を振り上げて倒れこむのです。うーん、説明難しい。
これがきちんとできないと、踏切を使っての跳び箱上の前転跳び
ができないので、大切な級なのです。

しかーし、これを半年前から合格できていない。
今日こそは、とまたまた見に行った。練習の際、息子はいつものように友達とふざけていたが、
演技自体はまあまあできていたような。何回か練習して、いざテスト。気合い入れろ~!


私は日ごろから、「テストの時は、今までで一番いい演技するように。練習と同じように、
なんとなくやっちゃダメよ。テストは気合い入れるのよ!」と言っていた。
本人、その教えを今回は守ったらしく、テストの時は気合いを入れて、ちゃんとできていたように見えた。

やっと合格かな?同じクラスの数人のテストが終わると、なぜか円陣を組んで、
インストラクターが長々話をしている。何話しているんだろう。
しかも合格バッジ渡している風もないし。
やっと円陣が解けて、子供たちが戻ってきた。誰もバッジもらっていない。
息子がすかさずコメントの入ったテキストを見せにきた。

今日のコメント「テストの時だけはりきっては合格しません!!練習からちゃんとやろうね」
だいたいそんな感じの内容。えーっ、結局合格ラインには達したの?達しなかったの?
練習態度が悪かったから不合格だったの?またもやインストラクターのところにまっしぐらな私。

あーあ、もうクレーマーで有名かも。コメントの説明を求めたら、

「惜しいところまでできていているけど、合格にはあと少し。補助の手をいれないとできていない。
それよりも、テスト直前の練習時に、ふざけたりしないで、先生の話よく聞いて、
どう身体を動かしたらよいか考えて意識して、それをちゃんと練習すれば、おそらく合格できたんですよ。
練習時に先生の話を聞かないで、テストの時だけ、わーっと張り切ってたまたまできても、
合格はあげられません。ここは次の台上前転跳びにつながる大事な級なので、
しっかり身につけてもらわないと。ちゃんと待てること、先生の話が聞いてわかること。
練習も手を抜かずしっかりやること、それができて、テストでできて合格だね。・・・・」との主旨。

うーん、ベテランインストラクターの話に、ある程度納得し、息子に、
「先生の言うことわかった?今日なんで合格できなかったかあんたがわからないと意味ないんだよ。」

またまたお小言言いながら帰り道。体操は今月3種目テスト。あとは鉄棒とマット。
マットは、既に倒立前転の練習を家で始めているし、鉄棒も空中後ろ回りがまたできなくなっているので、
特訓開始だ。あーあ、何事もできないと悔しいので、できるまで努力は惜しまない性格は、
どうしようもない、子供にだって押しつけるさ。
努力してできるようになれば嬉しいし、ますますやる気になるでしょう?
人生何でもそうなのよ。大人になって社会に出ればよーくわかるよ。

それにしても、水泳も体操もピアノも勉強も・・・・子供に構い過ぎ?
でもいいや。努力して頑張ってできるようになる喜びを知って欲しい。
しつこいけど私のDNAだし。

というわけで、2日(木)の診察の話は後日に。




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緩和ケアチームのやさいしい看護師さん

2011-06-05 16:06:53 | 診察
2日(木曜日)、お待ちかねの緩和ケアチームの診察日です。
看護師助さんが、ご主人も是非に、ということなので、今日も年休取ってもらって、いっしょに病院に。
こんなこと初めてよ。

病院に着くと、助さんから、がん専門看護師の女性を紹介される。
30代~アラフォーといったところの落ち着いた雰囲気の看護師さん。

まずは、この病院での緩和ケアの組織・人員を説明してくれる。
緩和ケアチームは、個別に「外来」は持っていないが、患者の要請によって、都度受診できる。
その後は必要に応じて緩和ケアの治療を継続できる。

メンバーは、医師、臨床心理士、ペインクリニック、看護師、リエゾン(心理士の一種)、薬剤師である。
確か数年前はこんな組織や体制はなかったはずだが、この病院も「がんセンター」なるものを
数年前に立ちあげて、遅まきながらがん医療に力を入れ始めたのだろう。
元々心臓や脳神経や糖尿病・腎臓病に強い病院なんだけどね。有名人も入院するんだけど、
がんに強いというイメージはなかった。心強い限りだ。

看護師さん 「今何か困ったり悩んでいることは?アッピアさんのカルテざっと見ましたけど、
長い間たいへんな治療続けてきて、今辛くなっていることはどんなことかしら。」

私 「・・・・・・・・・・・・今まで順調に治療して、抗がん剤もよく効いて、しかも昨年は肝臓も
  手術できて、内臓もきれいになったし、やっと治療も一段落できると思った矢先に、
  腫瘍マーカーが上がり、このへんの(手で触りながら)脇や胸壁や背中や、皮膚にまで
  新しいしこりが出てきて、しかも見て触れるので、それが今ものすごいストレスなんです。
  抗がん剤も今までのようには効いてくれないし、毎日新しいしこりや、しこりの変化に
  気づいてしまうようで、もう嫌なんです。(ご想像どおりこのへんではビービー泣いてるよ)
  痛みの方はオキシコンチンで何とかコントロールできているんですが、こちらのしこりや
  皮膚転移の方は、先々のこと
悪い方に悪い方に考えてしまって、不安に怯え生きていくのに 疲れました。
死んだ方がラクだと思うこともあります。(あれ?ちょっと言い過ぎたかな、自殺願望はないんだけどね。)
  ・・・・・・・・・・・」
  ちなみにすぐ横にダンナがいる。

ひたすら聞いてくれる看護師。さすが、傾聴と共感のトレーニングを受けている?

「食べられるてるの?眠れる?何か自分の好きなことする時間はあるかしら?・・・・・・」

「今まで長い間頑張ってきたんだものね。ほら、こんなに肩や背中が凝って固くなっている。」
 と肩をさすってくれる。

結局、一度、精神科の専門医の診察を受けて、今の薬の処方を見直してもらうことになった。
今日の看護師さんも同席してくれる。その後、緩和ケアチームに引き続き診てもらうこともできる。
精神科の専門医の診察もちょっと興味あるなあ。

今日は予診のような感じだが、今の思いを吐き出せて少しすっきりした。
ダンナにも聞いてもらえたし。まあ、2週間前の4者面談と似たようなシチュエーションなんだけど。


【最近の体調】

・心身不安から胃の調子が悪く、体重が2キロ落ちて下げ止まったけど、戻らない。でも胃の
 具合は治ってきたので、あせらずに食べていこうと思う。
・先週は頭が痛重く、ホットタオルを首にあてたり、ストレッチしたり。これも治ってきた。
・昨日(土)も、市民プールで息子の水泳練習に付きあい、疲れたせいか、夜微熱。のどに
 違和感もあり、風邪か、と思ったが、今日は熱もなく落ち着いている。
・その他:言いたくないけど、皮膚転移や、脇の小さなしこりが広がっている。
     これがいちばん嫌だ!薬の変えどきなのかも。今主治医と相談中です。

この日(2日)、診察の様子はまた別途。




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