あれから5年目の春がやってきました・・。
被災地から遠く離れた場所で、何不自由無く暮らしている国民の一人として、忘れがちになるこの悲惨な震災を風化させてはならないと改めて感じています・・。
(朝日新聞朝刊 2016.3.11)
改めて東日本大震災に関する拙ブログの記事を読み返してみた・・
2011年 記事・・
2012年 記事・・
2013年 記事・・
2014年 記事・・
2015年 記事・・ 無し(反省!!)
あれから5年経って、地域によっては復興が徐々にであるが、進んでいるような報道もあるが、3年を目途にと言われた仮設住宅で、いまだ先の見えない生活を過ごしている方も多くおられ、いまなお、避難生活を送る人は17万人以上に上がり、地域によって復興の温度差があるようだ・・
原発事故による、避難指示区域からの避難者はいまなお、7万人もおられるということだ・・。
先日のTV放送で、年配のご夫婦の方が避難指示区域にある、帰る事が出来ない、荒れ果てた自宅を見て、”なにも悪い事はしていないのになぁ~”と呟かれてたのを見てやりきれない気持ちないなりました・・。
そんな現在の状況下で、原発事故の後始末は順調に進んでいるとして、原発再稼動を堂々と表明する政治家がいることに呆れてしまうが、そんな政治家を選んだのも、多くの国民の意思であることも忘れてはならないと思います。
我々国民は選挙でしか彼らを裁くことはできない・・。
原発事故当時の政権与党 末期の民主党・党首 野田首相の事を書いている拙ブログ記事を読み返してみた・・。
野田首相に物申す!(2012.6.18記事)
多くの国民が呆れ、怒った通り、民主党は下野し、自民党政権が復活しましたが、現状の安部政権の傍若無人ぶりをみれば、この選択は完全に間違っていたと国民の一人として反省せざるを得ない・・。
どう考えても、まず最初に検討すべき、放射能廃棄物の処理方法すら決まっていない、人類が制御することが困難なリスクの高い、エネルギーは使ってはいけないでしょう・・。
そんな政権に警鐘を鳴らす、画期的な司法判断が示された・・。
大津地裁が稼働中の関西電力 高浜原発の停止を指示したのです・・。
司法は「教訓なき再稼動・・」として、安部政権と関西電力に対し、福島原発事故の反省が足りないと判断したのです・・。
さて、安部政権と電力会社は、今後どう動くのでしょうか・・。
(朝日新聞朝刊 2016.3.10)