河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

欲しがりません勝つまでは!!

2020-05-24 01:51:31 | 絵画

欲しがりません勝つまでは・・・とは、太平洋戦争中の国民に押し付けられた標語だが・・・今の政府は同じような意味を繰り返し、それとなく言っているのだが・・・・今の時代、意味は同質ではない。しかしやっと一段落したと思う人と、嫌油断はできないと思う人では、今回のコロナ感染症の受け取り方と今日の行動は違う。つい先日まで近所の釣り場広島ナンバーの車で駐車場は一杯で・・・恐らく苦情が出たのか、一時釣り場はバリケードで封鎖されていたが・・・緊急事態宣言解除となって、一気にまた広島ナンバーの車で港はあふれている。渡船も長い休みを余儀なくされていたのが、ここに三日から船は出ている。そこに来た車はやはり広島ナンバー。島根の感染者は松江の組系のバーの関係者以外増えていないけど、広島は160人以上で未だに増えているから・・・・島根の住人としては怖いのだ。

今日午後、私は買い物に車を走らせたら、沿道にマスクをしない二十歳ぐらいの若者が十数人群れて歩いていた。宣言解除で突然状況が一変している。パチンコ屋は相変わらずだが、今日は思いっきり駐車場は満杯で・・・情けなく感じる。「他にやることねぇのか!!」と言いたくなる。

釣のできる波止は広島ナンバーの車でいっぱい! 渡船のお客も広島からだ。島根の者はいない。広島はやはり都会だから、街中にいるより外に出た方が開放感がある。しかし島根県民は殆ど家に閉じこもって、感染を恐れているのだ。だから広島県民が来る波止にはいかない・・・と、ここまで言うと、嫌みか??

第二波は何時来るだろうか?それほど先の話ではなさそうだ。

私は独身だから、もし感染して独りひっくり返っていたらやばい。前の坐骨神経痛で動けなくなって、いつも気を使ってくれるN先生の救いの手が無ければ、どうなっていたやら・・・と、いまだに悪夢は冷めない。コロナが本当に怖いのだ。だからほとんど家から出ないが、血圧が上がる。年を取れば年齢とともに血圧は高くなるといわれているが、「年」以前に運動不足で血流が悪くなって血圧は上昇している。だからとにかく体は動かさねばならない。

で、前から言っているBSが映らないから、屋根に上がってアンテナ線を直接つないで、増幅しないで済むように試みたが見込みなし。で、今日は裏山の畑に上がる階段をコンクリートで作ろうと型枠を準備した。明日はセメントを練って流し込むつもりだ。

だが、なんか欲求不満が解消できない。

欲しがりません勝つまでは・・・は、何か具体的な目標が無ければ「欲しいもの」が何なのか・・・自身で感じることが出来なくなっているほど・・・ちょっと社会全体に押されて・・・自分だけ勝手に暴走できないと・・・さらに自分を抑圧してしまう。テレビのニュースは耳に入らず、気休めの鳥となって目の前を飛びまわっている。

なんかまずい!!