河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

独居老人の独り言2

2022-08-03 06:32:49 | 絵画

山口から浜田に戻って気が付いた。帰りには必ず「御堀堂の生外郎」を買ってくるのを忘れていた。これが妙に悔しい。山口まで出かけた目的の半分を達成しなかった気持ちになる。ローマに行ってミケランジェロが絶賛したパンテオンを見るのを忘れて、その傍のタッツア・ドーロでエスプレッソを飲み忘れたようなもの・・・。

独りでいると頭は「我がまま」つまり「自己中」。すべては自分のため!!買い物は思い付きで衝動買いでも、誰も文句を言わないから・・・冷蔵庫の中は食いくさしの食い物はカビが生えて、奥の方に何年前からあるのか分からないモノがビッシリと入っている。見もしない。

朝起きてまず一番にすることは、コーヒーを立てて飲むこと。いつものマグカップに・・・・と・・・中をのぞいてみると。「おい!!こんなところにいると「大きく」なれないぞ!!」と言った。この時期には良くあることだ。中に小さなクモの子供が巣を作っている。一人前に放射状の巣を小さなカップの中に作って、小さな、いや大きな虫が入るのを待っているのかも知れないが・・・・こういうのがいるんだなあ。

去年は玄関から廊下、居間へと200匹はいただろう。クモは益虫だと思って、蚊やハエ、蛾にいたるまで取ってくれると思って排除しないことにしている。しかし今年は数が少ないのは、空梅雨に続いて猛暑で虫が少ないからだろうか。ドアを開けっぱなしにしておくと、朝までにメイッパイの巣が完成していて、注意を怠ると顔にネバッと来る。こればかりは壊して「よそに作りな!」と言う。

今は朝7時ごろだ。もう一度寝ようかな。


独居老人の独り言1

2022-08-03 01:26:11 | 絵画

暑い日が続いています。つたないブログを読んでいただいているのに涼しくなる気持ちにさせません。今日、寒暖計を買いに行きました。家には既に4つばかりあるのですが・・・信用できないほど部屋によって温度差があります。今、夜中の1時半ですが、書斎の温度は33℃を示しています。買ったばかりで信用するしかありませんが・・・値段は586円でした。まずいでしょうか?それにしても暑くて外に寝たいぐらいです。外は何度か測ってきます。

で、この時間外は27℃であった。美術館時代に事務室、研究室などは26℃に設定するように国土交通省からの通達であったので、夜寝るのにもし寝室が27℃くらいなら、お腹にバスタオル一つで寝るのによかろうかと思う。しかし室内の温度は簡単に下がらないので・・・ベランダに寝たいくらいだ。夜が明けたらホームセンターに行って「蚊帳」がないかどうか尋ねてみよう。ベランダの大きさは3畳ほどで、きっと適当な大きさがあると思う。シングルベッドがすっぽり入ると贅沢な気がする。でも朝4時半には明るくなって寝られないかも。もう一つ問題があった昨日は医者にも行って毎月の健康診断をやっている。坐骨神経痛のしびれが治らないのと、傷んだスポンジの枕の粉を吸い込んで肺炎を起こして治らないから・・・持病もちでコロナにも感染しないように気を付けてきた。そして夜中に5~6回夜中に目が覚めてトイレに行く・・・その「頻尿」でベランダからトイレに通うのは大変かもしれない。5リットルのバケツを用意しておくかな?

先週は山口に土地探しに行った。やはり死に場所としては山口が気持ちが落ち着く。幼稚園から大殿小中学校、山口高校と過ごした愛着がある。岩国の実家には田畑4500坪、山林が5000坪からあって、家を建てるには余りある。しかし父が最期を迎えて、同じ死に方は嫌だと思って山口にしたい。しかし市町村合併で山口市は北は島根県津和野町、南は瀬戸内まで広がって、農業振興地区も大きい。で、特に狙っているのは新幹線の新山口駅の近く。ここは旧小郡駅で県庁所在地であった山口の市街に新幹線駅を通すことに反対した「ちまきや百貨店」の社長や」湯田温泉街のホテルや商店街の主人たちだが、今は逆にさびれてシャッター街になって寂しい限りだ。先が見通せなかったんだね。そうして今やにぎやかなのは小郡駅周辺で、今回私が狙っていた土地は新山口駅から車で5分くらいだった。ただ過去に台風と高潮の水害があって災害注意地区ではある。

しかしそんなことは良いのだ。死ぬまでに災害に巻き込まれる確率はそれほど高くはないだろう。要するに自分には自分の死に方があるというのが今回の主張だ。死んだ後のことは知らない。

今の計画では修復アトリエ、絵画教室と絵画制作が死ぬまでの活動だ。絵画教室は会費月に300円くらいで・・・LEDの電気代くらい負担してくださいねという訳だ。

まだ土地も買っていないのに、気分はもう妄想の中だ。