大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

一成(洋食/天下茶屋)

2011年10月02日 21時39分00秒 | 洋食
 ちょいとお誘いを受けて訪れてみた洋食の店です。常連の方も多くおられるようで、メンソールはカウンター席に座ります。今日のランチは豚のタンを使ったものだとは聞いていたんですが…。
 
 まず出されたのが、鯛を使ったサラダ。バジルを使ったソースがきいて、なかなかの一品です。




 続いては椎茸のスープ。ストレートにズドンと椎茸の香りがきて、食べると椎茸の味がきて、そのあとでクリームの味が顔を出すという感じ。




 さて、メインが豚タンを使ったメイン。タン料理を表現するときに、箸でも切れると行ったりしますけど、やはりそれなりの歯ごたえはほしかったりするわけですね。そういった意味では、やはりナイフ&フォークを使って食べたいわけですね。軽くワインビネガーがきかせてあるのか、たまに酸味に襲われるのが、さわやかです。




 これに添えられるのが、ライス&漬け物なんですけど、ライスが普通に茶碗に入ってくるんですけど、漬け物の法はガラスの猪口のようなものに入ってくるのが、和洋折衷というかハイブリッドというか、なかなかに楽しめます。醤油も出てくるんですけど、ちゃんと良い醤油です。
 
 この日のデザートはコーヒーゼリーでした。コーヒーゼリーの上にアイスクリームがのせられていて、さらに氷コーヒーがちりばめられています。




 さて、このボリュームのランチが、驚きの800円です。ものすごいコストパフォーマンスです。メンソールは1,000円札を3枚用意して待ってたんですが、値段を聞いてこけそうになりました。しかも、この料理がカセットコンロで作られているというのも驚きです。
 
 
 ディナータイムはかなりの高級ワイン(8,000円くらい)が空くらしいです。と言うか開ける客が来るらしいです。
 
 

(店  名) 一成
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市西成区天下茶屋3-26-14
(電  話) 06-4981-9324
(営業時間) 11:30-14:30、18:00-21:00
(定 休 日) 日曜日
(予  算) 1,000円(ランチ)、6,000円(ディナー)
(席  数) 25席
コメント (2)
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REVO(天下茶屋)

2011年03月21日 14時02分34秒 | 洋食
 美味しいという噂は聞きつつ、高いとかハンバーグが小さいとかのはなしも耳に入ってくるので、真偽を確認できるのが訪問前から楽しみだったりしました。
 
 まず刺身。牛の脂身は融点が低く、刺身を食べると口の中に脂身が残ったりするんですけど、脂身まですっと溶けていく感じです。



(刺身)


 続いてはシャトーブリアンの牛かつです。シャトーブリアンは、フィレ肉(テンダーロイン)のな中央部で一番太いところですね。見事に肉が溶けてなくなるという感じです。塩牛カツなので、デミグラスソースは別皿で添えられていて、好みで使う感じです。で、肉が溶けてなくなる感じなので、衣が残る感じが否めないんですね。カツじゃなくてステーキの方が旨いんじゃないかと思ったりもするので、次回行く機会があればステーキを食べてみたいですね。シャトーブリアンは脂身が少ないので、カツにして脂肪分をプラスという考え方なのかもしれませんが、肉自体の旨味ももう一度確認してみたいです。



(シャトーブリオンのカツ)

 
 ステーキの方は、ミスジにしました。ミスジは肩胛骨の下あたりにある肉で、霜降りなんですけど噛みしめると肉の深みや味が分かる部位です。付け合わせ、櫛切りレモンにガーリックバター、ガーリックソテーとあっさりとシンプルです。それだけ、肉の味を十分に味わってほしいと言うことなんでしょう。メンソール的には、この部位ならもう少し美肉の旨味が出ていてほしいと思いつつ、この量ならこの値段は仕方ないのかなと思ったりはしました。



(ミスジのステーキ)


 
 今回は、男三名での訪問だったのですが、アルコール系がメンソールだけだったので、会計は15,000円強でした。旨いけど高いという評価もあるようなんですけど、この肉質なら高くはないと思います。人気の店なので、予約は必須です。


(店  名) REVO(レボ)
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市西成区岸里1-3-21
(電  話) 06-6652-9536
(営業時間) 12:00-14:30、17:00-22:00
(定 休 日) 月曜日
(予  算) 6,000円~10,000円(ディナー)
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レストラン艸葉(洋食/堺筋本町)

2010年05月01日 12時04分14秒 | 洋食
 一週間ほど前に、グランド・オープンした店を見つけて、そこのハンバーグが美味しそうだったのですが、玉砕して返ってきました。その反動と言うことではないんですけど、美味しいハンバーグを出してくれる店の情報を集めていたら、『艸葉(くさば)』の名前を聞いたので行ってきました。
 
 中央区役所の少し南側にあって、扉に営業中と書かれているだけなので、ちょっと入りにくいかも知れません。この日のお勧めはハンバーグステーキ&海老フライだったので、目的のハンバーグステーキが含まれていたこともあって、これをオーダーしました。

 ハンバーグはボリュームがあり、厚みもそれなりにあります。表面はカリカリに焼かれているんですけど、中はフワフワで柔らかく、肉が溶けてなくなってしまうような感覚があります。生のように感じるかも知れませんが、ちゃんと火は通っています。噛むと肉汁がジュワッと言うタイプではないですけど、みずみずしさが感じられます。
 
 ドミグラスソースなんですけど、全然主張してきません。良くドミグラスソースの味が濃くて、ソースの味がなくなったあとに肉の味がしないというハンバーグがありますけど、ソースの味がとても軽やかで、肉の味が良く分かります。
 
 海老フライの方なんですけど、タルタルソースが良かったです。フライ系も、衣が勝ってしまって中身の印象がないという店に出会ったりしますけど、最初にサクッと衣を感じるんですけど、あとは海老のぷりぷり感がすてきです。
 
 なので、ディナータイムにステーキと方のフライものとかを食べてみたくなったりします。フィレステーキ(200g)は5,000円くらいするみたいですが、フィレビフカツだと2,000円くらいだったような…。
 
 メンソールが行ったのはランチタイムだったので、ご飯と味噌汁、香の物が付くんですけど、ご飯が皿ではなくて茶碗に盛ってくれるのはうれしいですね。食べやすくて…。
 
 残念ながら、サービスがちょっと画一的です。


(店  名) レストラン艸葉(くさば)
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市中央区北久宝寺町1-4-12
(電  話) 06-6261-9040
(営業時間) 11:30-14:30、17:00-20:00
(定 休 日) 日祝
(予  算) 1,000円~2,000円(ランチ)
(席  数) カウンター10、テーブル8
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エスピューレ(洋食屋/玉川)

2009年09月30日 14時40分45秒 | 洋食
 何かと評判の洋食屋なので、期待していったんですけど、メンソールにとっては謎の多い店でしたね。
 
 店内は、思ったよりはスモールサイズで、思ったよりもモダンな造り、赤と白の直線を多用したデザインと言えばいいんでしょうか?。メニューの表紙とか壁にピーマンをデザインしたと思われる絵柄が描かれているんですけど、メンソールにはそれが、半裸の女性の後ろ姿に見えたりするんですね。一つの絵の中に、別のメッセージを埋め込むことは、よくやられてます。有名どころでは、『羊たちの沈黙』のポスターですね。主演女優のジョディ・フォスターの口元に蛾が止まっている構図になってるんですけど、その蛾の背中の部分が髑髏に見えるんですよね。メンソールとしては、エスピューレのトマト(=裸体)が意図的になされたものかどうかが気になるところなんですが…。
 
 さて、人数が少ないこともあったので、各自が好みの料理をオーダーしつつ、調整していく方法をとりました。オーダーしたのは、ラタトゥーユ、フレッシュチーズ&ハム、四色限定のグラタン、サラダ、塩漬け豚肉のステーキ、アリオリのスパゲティです。これを一気にオーダーしました。この場合に、どういった順序で料理が出されるかというのは、ある程度は決まってしまっているはずなんですが、この料理が出てくる順番というのが、メンソールにとっては謎だったわけです。実際に食事をしてからレポートを書くまでに二週間以上あいてしまいましたので、正確な順番は覚えていないんですが、かなり違和感はありました。
 
 一皿目が、フレッシュチーズ&トマト&生ハムです。カプレーゼをさらにハムで巻いたような感じなんですけど、さらに一ひねりしてあって、濃厚な味の、若干酸味のある食材がアクセントとして使われてました。アンズのジャムのような濃縮されたトマトの水煮のような…。どちらにせよ、いい感じで、いい驚きでした。ハムに巻かれた状態になっているので、何が隠されているか解らないようになっているというのも楽しかったですね。
 
 一日四食限定のグラタンなんですけど、作るのに手間がかかると言うよりは、たぶん原材料の入手が困難なんだとは思います。でも、どうして四食限定なのか?、どこにこだわっているのかを説明してもらわないと。よく分からないです。そう言った意味では勿体ないですね。
 
 ドリンクの方も、各自が好き勝手にオーダーしていたんですけど、ワイン(白)をボトルでオーダーしようと言うことになり、お店のお勧めの国産ワインをオーダーしてみました。で、このワインが料理には合わんのですね。見事と言っていいほど合わないんです。なので、料理に合わせてワインを飲み進むと言うことが出来ないので、メンソールはさっさとワインだけ飲み干してビールに戻しました。メニューを見ている限りでは、取りそろえはさほど他品種ではないものの、こだわりを感じさせるラインナップであったので、ちょっと意外だったりしました。
 
 で、ラストなんですけど、豚肉の塩漬けのステーキがパスタより先に出されたんですね。この時点でメンソールは、ひょっとしたらパスタのオーダーが漏れてるんじゃないかと思って確認したほどなんですけど、どうしてパスタの方が肉料理よりも後で出てくるんでしょうか?。豚肉の方はシンプルなソテー、パスタの方は濃厚なソースというなら解らないではないですが、パスタもアリオリですからねぇ。どうしてなんでしょうか?。
 
 
 
 と言うことで、あまり期待して行ってはいけないような気がします。最初のカプレーゼのハム巻きが唯一期待させてくれましたけど、後は尻すぼみ状態でした。


(店  名) YOSHOKU LABO S'puree (洋食ラボ エスピューレ)
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市福島区吉野2-8-10 ソルイルナ福島一階
(電  話) 06-6447-5080
(営業時間) 11:30-15:00、18:00-23:00(月・火・金~日)、18:00-23:30(水木)
(定 休 日) 無休
(予  算) 2,000円~4,000円くらい
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フレンドシップ(洋食/森ノ宮)

2009年03月08日 23時29分05秒 | 洋食
 以前からに気にはなっていた店。大きな看板に、『洋食とビール』と書かれているので、これが屋号かと思ってたんだけど、言ってみて初めて、『フレンドシップ』が屋号だとわかった。
 
 さて、メンソールはまず、ビールをオーダーし、ビールが運ばれてくるまでにメニューを眺める。定食は食べる気はないので単品勝負となる。まず、お勧めでこだわりのてこねハンバーグ、白身魚(甘鯛)のフライにしようかと考えたけど、ちょっと変化球でかにクリームコロッケ、ビールのアテと言うことで、鳥軟骨の唐揚げ。
 
 ビールがアサヒのスーパードライだと言うことはまあおいておこう。ハンバーグは、さすがに旨い。森ノ宮に創業して40年近く提供してくれているこだわりのハンバーグらしい。クリームコロッケ系の料理は、実はメンソールはあまり好きじゃないんだけど、中のクリームは濃厚でしっかりと存在感があるし、ケチャップとタルタルの二色ソースなんだけど、どちらも旨い。

 メンソールが入店したのは21:00。オーダーストップが21:30だったので、ここでカレーライスをオーダーした。洋食屋の定食で、ライス&味噌汁も良いんだけど、いろいろな味を試してみたいという場合には、白飯ではなくてカレーライスとかハヤシライス、オムライスなんかを持ってくる。
 
 メンソールにとっては甘口のカレーなんだけど、たぶん、中辛くらいなんだろう。普通の人にとっては…。最初は甘味が、後で徐々に辛くなると言うもので、香りも高いし、しっかりと作ってあるのがわかる。
 
 洋食の定番添え付けと言えば、千切りキャベツ、ケチャップスパゲティ、ポテトサラダ、トマトスライス&キュウリスライスだと思うんだけど、これらの単品がそれぞれ旨い。盲点なしで、資格なしで、非の打ち所はビールがアサヒのスーパードライだと言うことだけくらい。
 
 老舗と言うこともあって、常連客も多いらしく、ランチタイムには行列ができるらしい。ちなみに、阿波座近くにある『グリル銀座亭』はこの店の分店らしい。
 
 

(店  名) フレンドシップ
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市中央区森ノ宮中央1-16-15
(電  話) 06-6949-2571
(営業時間) 11:00-22:00
(定 休 日) 無休
(予  算) 定食:1,000-1,300円。ビール飲んでも2,000円以内くらい。
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Katsui(心斎橋)

2008年06月01日 12時52分54秒 | 洋食
 洋食屋に行くのは、一年ぶり以上だと思う。フレンチやイタリアンと洋食を比べたら、やっぱりフレンチかイタリアンに行きたいと思う。なので、洋食屋に対しては、どうしても足が遠のいてしまう。

 さて、洋食屋の定番メニューといえばエビフライなので、これをオーダー。あとは、野菜たっぷりのカツレツと、山形牛の網焼き。

 メンソールはカウンター席に座ったんだけど、スタッフの動きもキビキビしてるし、目も良くて空いた皿もすぐに下げてくれる。ただ、オーダーしようと思ってスタッフを目で探すような動きをしても反応が少し遅いか。手を挙げて呼ばないと来てくれないようなところがあるな。

 まずは、カンパチのカルパッチョ風。ちょっとヅケっぽい感じもする。続いてエビフライ。洋食屋のエビフライといえば、背中を丸めたヤツではなくて、ストレートで皿からはみ出すくらいのサイズの物であってほしいけど、やっぱり背中は丸くて皿からははみ出してなかった。このあたりは仕方ないのか?。このあたりで気づいたのは野菜の美味さと甘さ。オニオンスライスなんかはほんのりと甘みがあるし、レタスもブロッコリーなんかもえぐみが一切ない。野菜のうまさがこの店の大きな特徴だと思う。

 で、評判のカツレツ。続いて、山形牛の網焼き。こちらもなかなかいい感じ。おまけで、山形牛のコールドビーフ。ジュレ様の物が添えられていて、これがポン酢味で、メンソール好み。最後は、チーズ三種盛りで〆。

 やっぱり、野菜が旨い、肉が旨い。エビフライが小さいのがちょっと残念だ。スタッフがファーストネームで呼ばれてるのも面白いかも…。



(店  名) Katsui
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 中央区東心斎橋1-2-17
(電  話) 06-6252-7014
(営業時間) 11:30-15:00(金土日のみ) 、17:00-23:30
(定 休 日) 月曜日



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Grill Pokke(ステーキハウス/桃谷)

2007年12月23日 13時25分53秒 | 洋食
 昔は桃畑だったことが地名の由来となっている桃谷へ。駅前の商店街を抜けて目的の『Grill Pokke』へ。内装は、ステーキハウスと言うよりは、洋食屋のようなお洒落系居酒屋のような不思議な感じ。床がウッドで壁がオフホワイトというのは飲食店の定番配色だな。テーブルの配置もかなり余裕があって、ゆったりくつろげる。

 セットもあるんだけど、ステーキが目的なので、ステーキのみをオーダーする。フィレのシングル(150g)とサーロインのシングル(150g)。それぞれ3,200円だった。グラム数についてはシングル(150g)からポンド(450g)までがメニューに載せられているので、自由にセレクトできる。

 焼き加減をベリーレアとオーダーすると、表面だけ焼き色が付いていて、内部は赤いままで出されるんだけど、確かに表面補焦げてるんだけど中心部にまで火が通っていなくて冷たいままという状態で出されたことが何度もあるので、一度目はミディアムレアにしておいて、二度目三度目にレアとかベリーレアとかでオーダーするんだけど、既に肉好きと言うよりは肉マニアの方から、『お気に入りの店』と言われていたので、メンソールも遠慮なくベリーレアと指定する。ちなみにベリーレア→レア→ミディアムレア→ミディアムね。

 と言うことで、300g完食。サーロインは、脂身が旨いのが良い感じ。促成した牛の脂身って脂に甘みがなくて、サラダオイルが口の中で広がったような感じになって旨みがぜんぜん感じられないし、そういった肉にあたることが多かったし、それでコースのメインからは意識的に牛を外してたこともあったくらいなんだけど、『ジョヴァノット』で食べた4,500円の牛肉料理に続いて美味しい牛肉が食べれた。ただ、美味しい牛肉を食べるためには3,200円とか4,500円とかが必要と言うことなんで、普段、気軽に出かけるというわけにはいかないところが悲しいところかな。

 サーロインは出された時点で既にカットされてたんだけど、カットせずに出してほしかったかな。肉をカットしない理由としては、食べる分ずつカットしていけば、最後まで暖かい状態にできると言うことがある。ステーキを皿で出す時にはぜひカットしないでほしいんだけど、ステーキ用の鉄板で出す時は、鉄板が保温してくれるので、これはまあいい。もう一つの理由が、カットすることによって肉汁(=旨み)が流れ出してしまうと言うことで、こちらは皿でも鉄板でも同じなので、カットはせずに出してほしかったかな。フィレの方は丸ままなのに…。と思いつつ、ベリーレアの肉の芯に火を通すために、カットしたんかな?、とも思ったりした。カットしておけば、鉄板の余熱で火が通るし…。でも、ミディアムを頼んでる一の肉もカットしてあったような気が…。

 もう一つ、サーロインにもフィレにもソースがかけられてたんだけど、これは不要だと思う。後で書くけど、この店はステーキハウスじゃなくて、店名が示すとおり『グリル』なんだ。だからソースは命だし、ソースを使いたくなるのは判らないではないけど、良い肉にソースは不要というのがメンソールの考え方なので…。添え付けがガーリックソテー、フライドポテト、ブロッコリー、スパゲッティというのも、もうちょっと工夫ができそうな気はしつつ、これで良いのかなと思ったりはする。

 さて、訪問するまでは、ステーキハウスだというイメージが強くすり込まれていたんですけど、グリル(=洋食屋)だと思った方が良いと思います。確かに、ステーキ&ハンバーグがメニューのトップに来ているので、看板料理なんだとは思いますけど、一品料理(洋食メニュー)がかなり充実してます。ワインもかなり充実しているように見受けましたし、猪口が並べられていたので、日本酒についても充実しているのではないかと感じたりしました。

 で、ステーキに固執する必要はないというか、ステーキ以外のメニューを堪能した方が良いように感じてます。たとえば二人で行くなら、、ワインをボトルでオーダーし、前菜と、この季節なら牡蠣フライとかの洋食メニューを楽しんだ上で、ステーキをダブル(250g)で一人前をオーダーしてメインに据えるといった感じにした方が、この店のすべてを堪能できると思います。



(店  名) Grill Pokke(グリル・ポッケ)
(ジャンル) グリル
(所 在 地) 大阪市生野区桃谷2-28-17
(電  話) 06-6718-2163
(営業時間) 11:30-15:00、17:30-23:00(火~土)、
      17:00-20:00(日祝)
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は火曜日が休み)
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グリル伊藤(欧風グリル/元町)

2006年11月05日 20時28分38秒 | 洋食
 土曜日にトレーニングをした。トレーニング翌日にはタンパク質の補給に限ると言うことで、摂津本山にあるステーキハウス『膳(ZEN)』へ。カウンター席に座ると、ペッパーミルなどが空を舞うパフォーマンスが見ることができる。ディナーコースは3,000円かららしいが、ランチは1,800円からだ。メンソールが到着したのは11:00。ところが、営業時間は11:30からだった。30分待つ木はなかったので、そのまま元町へ向かう。南京町にある欧風レストランの『伊藤グリル』へ。その前に『GGC(Great German Cook)』にもよってみたんだけど、案の定ランチタイムの営業はしていなかったので、とって返したというのが正しいが…。

 1923年と言うから大正12年操業の老舗のレストラン『伊藤グリル』は二階にあるので、階段を上っていく。扉を押すと、ウェイトレスが案内してくれる。店は、それほど大きなサイズではないが、テーブルが上手く配されていて、トータルで20席くらいあると思う。ランチタイムのメニューは、サービスランチが1,700円、デイリーランチが2,600円だったと思う。オーダーを取りに来たウェイターに、デイリーランチの内容を聞いてみると、メインは鴨のロースということだったので、それにした。さすがにランチで5,000円は使いたくなかったので…。

 2,600円のコースは、サラダ、スープ、パンかライス、メイン、デザート、コーヒーの構成となっている。サラダはレタス&トマトにフライドオニオンをあしらったもので、フレンチドレッシングがかけられている。フライドオニオンは、かなり細身のものなんだけど、レタスの食感にアクセントを与えてくれる。

 スープはマッシュルームのスープ。スープを食べ終わってからパンを持ってくるなって…。いや、スープが出た時点で、パンもほしいんだけど…と言えばいいんだけどね。パン(バゲット)は二きれ。クラストもしっかりしてるし、麦の香もしっかりあるいいバゲットだった。

 鴨ローストは、皿のセンターにほうれん草ソテーを盛り、その周りに鴨ローストを並べたもの。付け合わせはエリンギのソテーと、フリッタータみたいな卵焼き。かなり大降りのジャガイモが入ってるんだけど、なんかだし巻きのような雰囲気で懐かしい味がする。あとは、定番のクレソン。ちょっと、鴨の野性味がないのが残念か…。もっとワイルドな鴨が食べたいかも…。

 デザートは、バニラアイスクリームとコーヒーのババロア。バニラアイスクリームが旨かった。最後はコーヒーで締めとなる。

 ランチタイムだというのに予約席が三席もあった。メンソールは11:30過ぎに入ったんだけど、それでも先客がいた。かなり人気の店らしい。メンソールが店を出る頃には、店外のベンチで二組ほどウェイティングしてた。でもなぁ、並んでまで行く店じゃないような気がするんだな。同じ値段を出せば、もっとコストパフォーマンスの良い店はいくらでもあるような気はするな。



(店  名) 伊藤グリル
(ジャンル) 欧風レストラン
(所 在 地) 神戸市中央区元町1-6-6
(電  話) 078-331-2818
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-20:00
(定 休 日) 水曜日


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キムカツ(トンカツ/道頓堀)

2006年01月15日 14時20分34秒 | 洋食
 キムカツというのは、トンカツなんだけど、薄切り肉を重ねたものをトンカツサイズにまとめて揚げたもの。限度はあるものの、分厚い肉を使ってくれた方がリッチな気分になれるが、薄切り肉を重ねたものだと柔らかくなって食べやすいと言うメリットもありそうな気がする。最近は、難波&心斎橋方面にあまり行く機会がないんだけど、意を決して行ってみた。場所は大阪松竹座の地下一階。店内はランチタイムであるにもかかわらず照明は落とし気味、黒を基調とした店内はリッチな空間である。

 メンソールはトリビーと、プレーンキムカツ(1,480円)&炊きたてご飯セット(プラス450円)をオーダーした。炊きたてご飯のセットにすると、炊きたてご飯以外にみそ汁&香の物が付く。まずビールと千切りキャベツが出てきたので、一気に食べ尽くした。ドレッシングは醤油味ベースのもので、セパレート型なんだけど、攪拌するのにちょっとコツがいる。このあたりはウェイターが説明してくれるので心配ない。メンソールは慣れてると思われたのか説明はしてくれなかった。

 ここでは、オーダーが入ってから飯を炊き始めるので、15分くらい待たないと行けないが、15分待って美味しい飯が食べれるのであれば安いもんである。メンソールは結局キムカツが出てくるまでにキャベツを三回お代わりした。ドレッシングも足りなくなったので、すかさず隣のテーブルのドレッシングと容器ごと交換したりもした。

 このあたりでキムカツが登場。ケチャップ系のソースと特製おろしポン酢系ソース、岩塩が用意されているので、順に味わってみることにした。毎度思うこと何で結論から言うと、美味しいトンカツにソースは不要だと言うことかな。ただ、キムカツには決定的で致命的な弱点が一つある。

 天ぷらとかカツとかの料理法は、衣をつけた素材を高温で一気に調理することにより、旨みを内部に閉じこめる。また、油で揚げると言うことは、衣に含まれている水分を油で置換すると言うことでもある。揚げたあとにしっかりと油を切れば、衣のサクサクとした歯応えと、素材の柔らかさと旨み、食感などのコントラストもまた楽しめたりする。ここで、薄切り肉を重ねていると言うことは、肉と肉の間にも油が入り込んでしまう。調理時間が短くできるというメリットはあるかもしれないが、どんなに時間をかけても、肉と肉の間に入り込んだ油は切ることが出来ない。そしてその油が、豚肉本来の味を薄めてしまう。ここは、サラダオイルではなくラードで揚げるべきだと思う。実際のところ鉄板焼きなどでは、先に敷く油がサラダオイルか牛脂かで味が変わる。こだわりに材料を使ってるらしいけど、台無しになってると思うし…。

 このあと、肉について詳しいデブゴンに聞いてみると、牛肉ならこの手法(薄切り肉を重ねる)は有りなんだそうだけど、豚肉に使うものではないとのことだった。



(店  名) キムカツ
(ジャンル) トンカツ屋
(所 在 地) 大阪市中央区道頓堀1-9-19 大阪松竹座地下一階
(電  話) 06-6212-1129
(営業時間) 11:00-23:00
(定 休 日) 不定休
(ウ ェ ブ) http://www.kimukatsu.com/

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泉(福島区)

2005年10月22日 21時45分02秒 | 洋食
 文中に出てくる料理名は、メンソールが命名したものなので、実際のお店のメニューメイトは異なってると思います。


 カウンターに座ってビールを飲みながら、一皿目を待つ。出されたのは、甘エビとアボガドのセルクル固め、トビコ乗せ、ガーリックバゲット添え。アボガドと言えばマグロ&アボガドが定番だけど、こちらでは甘エビを使ってる。なので、食感がマグロとは違ってて楽しめる。でもちらり弱い目か…、と思ったりもするんだけど、これをガーリックバターが塗られたバゲットに乗せて食べると、バターの塩味とアボガド&甘エビが見事に調和してセクシーに変貌する。最初は、どうして海老の頭だけ飾ってあるんだろうとも思ったんだけど、本体はアボガドと共にあえられてたのね。で、メンソールはもちろん頭も尻尾も食べた。

 二品目は、帆立のコキールなんだけど、この店では帆立のブルゴーニュ風と言ってた。ブルゴーニュ風というのは、エスカルゴバターをしっかり利かせて、パン粉もしっかり使った料理方法。エスカルゴは臭みがあるので、しっかりガーリックを使う。でも、帆立には臭みはないからなぁ…。ちょっと、パン粉も使いすぎのような気もするし…。

 続いては、鮭の白子フライ&鶏の白キモのサラダ仕立て。白子のような食感のものをフライにするというのは、たぶん衣のカリカリ感と、白子のねっとり感のコントラストを狙ったりしてるんだろうなとは思う。鶏の白キモの食感も白子の食感にマッチしててグッド。サラダ仕立てなので、菊菜、サニーレタス、プチトマトなどがあしらってあり、ドレッシングがかけられている。

 次は、クリームコロッケ。二種類のソースでさらに絵を描き、センターにクリームコロッケが一個。添え付けはブロッコリとグラッセしたキャロット。

 たぶんメインだと思われるのが、蒸し鯛のキノコ添え。溶かしバターをたっぷり使ったソースを、仕上げとしてかけ回す。バターは上澄みのみを使っているので、軽快で重くない。菊菜や白髪葱が彩りを添えると共に、この料理のワイルド感を演出しているようにも思える。メンソールはこの鯛を、頭までも完全に解体して、頬肉、あご肉、頭頂肉、目玉周辺に至るまで、完全にしゃぶり尽くした。鯛の実は甘くてふくよかで、メンソール的にはしっかりした日本酒の上燗あたりを合わせたかったかも…。残念ながら日本酒は置いてなさそうだったんだな…。

 続いて出てきたのが、名物というか『キュイジーヌHASAGAWA』時代からの伝統のカツサンド。それから、同じく伝統の逆さオムライス。逆さオムライスというのは、卵焼きの半熟の側が外側になってる。それを、客の前で完成させるというパフォーマンス付き。実は、最後の二品はあんまり感動なかったんだよね。なんでかな…。

 デザートは、キャラメルアイス。最後は、コーヒーで締め。



(店  名) 泉
(ジャンル) 洋食屋
(所 在 地) 大阪市福島区福島7-5-16
(電  話) 06-6457-0888
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 日曜日
(ウ ェ ブ) http://www.y-izumi.com/



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イカリ・ダイニング(福島区)

2004年12月21日 12時56分16秒 | 洋食
 メンソールが食事をするときに考えるのは、高カロリー&高タンパクと言うことで、続いて穀物類という感じになる。なので、どうも関西特有と言われる炭水化物偏重の食事なんかにはついて行けなかったりする。具体的には、うどんやそばの麺類にかやくご飯がついたうどん定食やそば定食、たこ焼きやお好み焼きをおかずに白飯を食べるたこ焼き定食やお好み焼き定食なんかがそうだ。極めつけは、炒飯をおかずに白飯を食べる炒飯定食なんてものが存在するらしいことも聞いた。ソースカツ定食だと、一応肉がおかずになっていると言うことで理解できるし、メンソールも学生のころは、肉よりも衣の方が数倍分厚いトンカツ定食を、食べ終わったあとにソースの池ができるくらいに大量のソースをかけて食べたことはあるし、ソース、ってウスターソースね、結構いろいろなものをおいしく仕上げてくれる魔法の調味料のように思ってるところはないではない。今でも、コールスローなんかにマヨネーズかけてウスターソースかけて、一味もかけてぐちゃぐちゃっと混ぜて食べるときの幸福感って、ノンオイル系ドレッシングをかけるよりも数倍強烈だったりする。
 
 なんてことを考えてたら、グッドタイミングで、ソースをばしゃばしゃかけるためのランチメニューがあるという情報を得た。メンソールとしては完全に盲点だったんだけど、福島区にある『イカリ・ダイニング』がそれだ。そう言えば、かなり前からあったような気がするんだけど、気に留めたことはなかった。斜め向かいにある中華料理やの『満楽』には何度か行ったことがあるんだけど…。

 それはさておき『イカリ・ダイニング』はイカリビルの一階にある。店の前には赤い錨が置かれてたりする。隠してあるけど、洗濯機とかシンクが置かれているのが不思議だ。ソースをばしゃばしゃかけるためのランチというのは、週替わりランチで、この週替わりランチは別名イカリ・レトロウスターソースランチと呼ばれているらしい。メンソールが行ったときは、ポーク&チーズ、卵のオーブン焼きだった。これに白飯、サラダ、スープが付く。スープはミネストローネ風のもの。付け合わせにはスパゲッティと、もう一品。まずはポークのオーブン焼きを一口。控えめな味付けながら、ポークの味はしっかりしているし、ソースをばしゃばしゃかけるのはとんでもないし、ソースかけること自体に罪悪感を覚えるような感じ。スパゲッティもそう。一応、ソースをかける快感というか、ソースの池を作るという、大人ならまずやらないひそかな罪悪感と冒険を楽しみたかったりしたので、少しだけソースかけてみた。でも、かけない方がおいしかった。ミネストローネスープにソースを入れるわけにはいかないし、白飯にかけるというのは快感だけど、ひそかな罪悪感ではなくなってしまうしと言うことで、おとなしく定食をいただいた。

 店構えはウェブを見てもらうとして、内装も赤を基調としたもので、ドリンクバーなんかもあったので、夜は飲めるのかも…。残念ながらしばらくは営業時間が短縮されるみたいだけど…。あと、正面の入り口とは別に裏口があるみたいで、社員の人たちはそちらから入ってこれるみたい。つまり、社員食堂的に使うことも可能と言うことかな。社員だったら特別割引価格だったりして…。



(店 名) イカリ・ダイニング
(ジャンル) 洋食屋?
(所 在 地) 大阪市福島区福島3-1-59 イカリビル一階
(電 話) 06-6458-1275
(営業時間) 11:30-14:00(ランチタイム)
14:00-18:00(ティータイム)
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.ikari-s.co.jp/

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ビンテージ(中津)

2004年12月20日 12時44分52秒 | 洋食
 トンカツ好きのオーナーが、脱サラしてオープンした店らしい。なぜ中津なのかということについては、かなりのこだわりがあったらしいんだけど、忘れちゃった。メンソールの通勤経路にあるので、気にはなってたんだけど、なかなか行けずにいた。それが、2004年度版の商品展示会がサンパレスであって、イメージキャラに採用されたのが水野裕子だと知って、ノースリーブのシャツ着てたんだけど、三角筋から上腕筋を見ただけだけど、良く鍛えこまれていることが見て取れて、「ををっ」っと思ったりした。

 ランチはセルシーで中華料理か、中津でトンカツかと決めてたんだけど、時間の関係でトンカツにした。洋食屋と言うよりは定食やという感じの店構え&店内。メニューはトンカツとそのバリエーションのみ。しかもヘレのみでロースはなし。ランチタイムには、ヘレカツ定食、みそかつ定食、揚げダシカツ定食、卵とじ定食、ヘレかつ丼などの定食のみ。ご飯、サラダ、みそ汁はお代わり自由。ちなみにヘレカツ定食は800円。

 メンソールは揚げ出しカツ定食をオーダーしたけど。オーソドックスにヘレカツ定食にしておくべきだと思った。次回ヘレカツ定食に挑戦しようと思う。衣は軽い目。肉は柔らかめだけど、もう少しじゅー品法がメンソールの好みかな。 持ち帰りメニューとしては、ヘレカツ弁当、ソースかつ弁当、カツサンドなんかがある。

 

(店 名) ヘレカツ専門店ビンテージ
(ジャンル) 洋食屋
(住 所) 大阪市北区中津1-10-1
(電 話) 06-6359-9253
(営業時間) 11:30-14:30、17:00-20:00
(定 休 日) 土曜日の夜、日祝
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このみ(北区黒崎町)

2004年12月19日 23時44分21秒 | 洋食
 中崎町商店街から少し外れたところにある洋食屋。最近は洋食屋という言葉ではなくて、ダイニングバーとかダイニングカフェとか言う言い方をするところが多いみたいだけど、『このみ』も『洋食屋』と言うよりは『ダイニング』に近いのかな。中崎町商店街は良く通るので、『このみ』の他にも気になる店は何軒かあるけど、なかなか行けてない。

 店の前にはホワイトボードがあって、この日のお勧めメニューが書かれている。メンソールは生牡蠣と赤なまこにつられて入ってしまった。入り口は狭い目だけど、扉の一部がガラスなので、中がよく見える。外から見るとカウンター席だけしか見えないけど、カウンターの後も、さらに奥の方にもテーブル席があって、いつも結構客が入ってる。軽くつまんで飲むだけのつもりだったので、まず目当ての赤なまこ、チョリソ、ぬた和えなどをオーダー。ドリンクはトリビー。なまこって、メンソールが子供のころはかなり頻繁に食卓に上ったんだけど、最近は見かけないなぁ。ビールの見ながらじっくりとメニューを見ると、名物料理として『きゃべとん』なる物があったので、好奇心を抑えられなくなったメンソールはオーダーしてしまった。料理法から見て少し時間がかかりそうだったので、『一本きゅうり』をオーダーした。一本きゅうりというのは、きゅうりを一本丸ごと使った浅漬け。

 メンソールが座ったのはカウンター席だった。カウンターには、各種焼酎が並べられている。それほど種類は豊富じゃないけど、日本酒なんかもしっかりある。純米系が好きなメンソールとしては、ほぼ八割方が純米吟醸なラインナップはどうかと思うが....。

 さて、出されたきゃべとんは、こぶし大で、それを四つにカットしてあり、トンカツソースがかけられている。『アボタコ』をアボガドとタコと見事に見抜いたナナがいたら、たぶんメンソールがオーダーする前に『きゃべとん』がキャベツのトンカツだと言うことを見抜いたんだろうな、と思いながら口に運ぶ。外側は香ばしく揚げられているが、中はキャベツの千切りと紫蘇を細かく切ったもの。それを豚肉で巻いた物にパン粉をつけて揚げたものがきゃべとんの正体。学生時代に、キャベツの千切りだけオーダーして、ケチャップやマヨネーズとソースかけて、ついでに一味もかけておかずにしたことが良くあったけど、感覚的にはそれによく似てる。なんか懐かしい味。他にも名物メニューはいろいろあるみたいなので、また行ってみたいかな。


(店 名) このみ(食菜このみ)
(ジャンル) 洋食屋
(住 所) 大阪市北区黒崎町6-19
(電 話) 06-6377-1944
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(店 主) 藤本英元
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グリル黒胡椒(北区松ヶ枝町)

2004年12月19日 13時54分36秒 | 洋食
 タイトルを見て、神山町にある『グリル粒胡椒』をイメージした方もいると思いますけど、松ヶ枝町にある『グリル黒胡椒』の方。『グリル黒胡椒』の隣は、かつて【イタリアンオフ】を開催した『アーリ・オリ(Aglio Olio)』で、『アーリ・オリ』でオフをオフをしたきっかけというのは、今はなき肥後橋のフレンチ『カヴォ・ラ・ヴィーニュ』のオフで知り合った謎のフードプロデューサ、新田佳仙が、『カヴォ・ラ・ヴィーニュ』の前にプロデュースしたのが『アーリ・オリ』だと聞いたからなんだな。ちなみに新田佳仙プロデュース三号店の『ろうす亭』はいつのまにやら屋号が変わってたからオーナーが交代したのかな。

 メンソールが注目している店はいくつかあるんだけど、洋食屋では『ATE』という店をねらってる。『艸(くさかんむり)』に『魚』と『肉』と書いて『ATE』と読むんだけど、もちろん勝手に作った漢字なんで、JISコード表とかには乗ってない。

 久しぶりに社外に出れたので、メンソールは『ATE』に直行。まさかの水曜日定休で、『ATE』には入れず、仕方ないのでしばらく歩いて行ったのが、『グリル黒胡椒』だったという次第。ランチは700円から。ディナータイムは、予算、年齢層などを伝えてお任せにすると底力を発揮するという噂を聞いているので、まさしくオフをするにふさわしい店のような気がしないではない。

 ちなみに、毎年10月に開催される『天満音楽祭』の時は、『グリル黒胡椒』もライブハウスになるらしい。テーブルや椅子を店の前に出して、ビールの見ながら聴く演奏は最高かも....。こちらはデートに使えそう。



(店 名) 黒胡椒
(ジャンル) 洋食屋
(住 所) 大阪市北区松ヶ枝町6-17
(電 話) 06-6353-0929
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 日曜日
(店 主) 野上博司
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花梨(天王寺区玉造本町)

2004年12月18日 11時04分10秒 | 洋食
 メンソールの今日のランチは、なぜか玉造。正直なところで言うと、南フランス料理の『ア・ポワン』というところも気にはなっていたんだけど、なんかフレンチを食べる気分でもなかったので、玉造筋を少し南に下って、交番の手前を西に入ったところにある洋食屋『花梨(かりん)』へ。角にあるし、一軒だけ突出して可愛く目立っているので、すぐにわかると思う。表のショーケースとかホワイトボードに書かれたメニューとかがなければ喫茶店ではないかと思ってしまう。店内もできたばかりの洋食屋といった感じで、テーブル席が10席くらいとカウンターが10席くらい。メンソールは狙い澄ましたように11:30に入ったこともあって一番客だった。オーダーしたのはまずビール。テーブルメニューもあるけれど、黒板もあってそちらにもメニューが書かれている。キッチンはオープンで、ちょっと目線より高いところには、絵が掛けられている。全部見たわけじゃないんだけど、水彩画のような軽いタッチの絵で、メンソールが見たのはフランスの風景画だった。

 ビーフカレーが600円、オムライスが650円とかなりリーズナブル。悩んだ末にかりんコースにした。これは、オードブルにスープ、パンかライス、サラダ、ビーフシチューかタンシチューから一品セレクトと言うもので、ビーフシチューが1,300円という事からすると、コストパフォーマンスは高いかも…。

 オードブルとして出されたのは、メンソールが大好きな豚肉のリュエット。薄切りにしたバケットをかりかりに焼き上げたものの上に、カナッペ風にリュエットが乗せられている。かなり押さえた大人の味に仕上げられていて、ビールが進むこと進むこと。続いてはコーンスープ。こちらもコーンの味がしっかりと主張しているもののかなり軽い目に仕上げられていて、クリームたっぷり、バターコテコテといった料理が好きなメンソールとしてはやや物足りないものの、非常にうまくまとめられている。パンも皮のパリパリ感がいい感じで、ここが洋食屋であることを忘れてしまいそうになる。

 サラダは箸休めといった感じで、コールスローをメインにニンジンとパセリがちりばめられている。メインのタンシチューは、これまでの流れ通り優しく軽い目に仕上げられているものの、トマトの酸味と野菜の甘みが強烈に主張している一品だった。ビーフシチューのソースもトマトの酸味と野菜の甘みが強烈なんだけど、それを更に上回るビーフの旨味、筋の歯ごたえと舌触り、噛みしめるたびにあふれ出てくる油の甘みなんかが混然となって責め立ててくる。

 コースが中頃になった頃、12:00を過ぎたのか、会社員風の団体がやってきて、一気に席が埋まってしまった。隣の席の人が日替わりランチとか食べてたんだけど、それが結構おいしそうだった。その隣の人はカレーライス食べてたんだけど、ビーフシチューのソースを経験したメンソールからすると、そのカレーライスやハヤシライスって、なんか至高の一品のように思えてしまって、次回来るときは絶対にカレーライス食べてやるって決心してしまった。

 メニューの種類自体はそれほど多くはないけれど、値段はリーズナブルだし、仕事はしっかりとしてあるしとってもいい感じ。


(店  名) 花梨(かりん)
(ジャンル) 洋食屋
(住  所) 大阪市天王寺区玉造本町3-6 木村ビル
(電  話) 06-6762-6633
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:00
(定 休 日) 日曜日
コメント (2)
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