大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

キッチン・ゴン (京都上京区)

2004年12月17日 11時05分26秒 | 洋食
 京都に行く機会がありましたので、洋食屋の『キッチン・ゴン』に行って来ました。京都西陣なんて、よほどの機会がない限りいかないし、ということで、京阪今出川を下車し、御所の北端をかすめて西へ西へ。京都にあるパン屋といえば、イタリアンレストラン『イル・パッパラルド(東山七条)』に併設されているベーカリー、フレンチ『エヴァンタイユ(岩倉)』のパティストリー、北欧系の『キートス(四条大宮)』、ドイツ系の『ユノディール(下鴨)』が有名どころやと思うんやけど、西陣にある『ル・プティ・メック』も本場フランス風のパリパリした皮が美味しいパンを作ってくれるところではあります。『ル・プティ・メック』は二度目なのですが、初めて行ってバゲットを買ったときに、ビニール袋に入れてくれたりしたので、「なにぃ~、ビニール袋に入れるんやったらいらん....」と言いかけたのですがそこはぐっと押さえて、汗かきも終わっているんだろうと思いこむことにして、持ち帰りました。美味しかったです。今回買ったのはバゲットに加えて麦の穂の形をかたどったエピとプティ・ブール、それからタバチュール。これは煙草入れという意味らしいです。あとデニッシュ系を数種類。今回バゲットはちゃんと紙袋に入れてくれましたので、前回の減点分を取り戻したという感じ。

 後で考えてみれば、先に『キッチン・ゴン』へ行ってから『ル・プティ・メック』に行けば良かったんだけれど、そういうところまで頭が回らなかったので、重いパンを抱えて『キッチン・ゴン』へ。京都独特の町並みで、ちょっと迷ったけど何とかたどり着けて、中へ入ってみると、これまた京都独特というか風情たっぷりというかの奥が深い店の作りで、右手側が二人がけのテーブルが壁際に並べられ、左手側はカウンター。

 ここへ来たら名物の『ピネライス』を食べなはれというアドバイスをもらっていたので、『ピネライス』を注文。この日は終日ランチメニューが用意されていたので、ランチ食べても良かったかなとはあとで思ったことでありました。『ピネライス』というのはピラフの上にカツを乗せて、その上からカレーをかけるという変則的なもので、ボリュームはたっぷり。ピラフは玉子とハムのみのシンプルなものながらなかなか味わいが深い。ちょっと化調の味が気になったけど、二口目からは気にならんようになった。カツの衣はふわふわしてて、それでいてサクサクでとても気持ちいい。カレーは小麦粉とカレー粉を煎って作るやつやと思う。

 今度はランチメニューを狙いたいけど、今度来れるのはいつやろな。



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(店  名) キッチン・ゴン
(ジャンル) 洋食屋
(住  所) 京都上京区下立売通大宮西入 グランデールカサボニータ一階
(電  話) 075-801-7563
(営業時間) 11:00-22:00
(定 休 日) 水曜日
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天一 (ステーキハウス)

2004年12月16日 12時35分44秒 | 洋食
 ふらふらと歩き回って気がつくと、JR塚本駅にたたずんでいた。洋食屋かカレーかラーメンかを狙っていたが、西口のれん街の端に『天一』というステーキハウスを見つけた。ステーキハウスといってもそう立派な店構えではなかったし、どちらかと言えば洋食屋のように思える部分もあったので、勇気を振り絞って入ってみることにした。

 ごく普通の町中にある洋食屋といった感じで、店内は思ったより広く、四人掛けのテーブルが三脚。それとは別にカウンター席が数席。メニューは壁にも掛けられているが、年季が入っていてすでに文字が薄れてきており、それよりはビニールのテーブルカバーの下に敷き込まれているメニューを読む方が楽だ。

 メニューのトップを飾るのは、サーロインステーキ\3,900-。ヒェー、そんな高いものは食べれないよぅ....、ということで、一番安いものを探す焼鳥と串カツがそれぞれ\100-。よしこれでいこう。それぞれ3串以上でオーダーしないといけないが、3串でも\300-である。十分許容範囲内だ。メンソールは焼鳥を5本と串カツを5本オーダーした。それからビール大ビン。揚物・焼物の前にはあっさりしたものが食べたかったので、牛肉の刺身をオーダーした。こちらは\1,200-だ。


 まず、刺身がやってきた。薄切りにされていたのは、かなりサシ(脂身)の多い肉だったが、それほどくどい訳ではなく、気にならなかった。肉の下側にはシソの葉。脇には山盛りの刻みネギと、それ以上に山盛りになった生ガーリックスライスが添えられている。これをポン酢でいただく。大葉の上に肉を乗せ、ネギを乗せて巻き込み、ポン酢をつけて食べると懐かしい味がした。牛肉の刺身自体を食べることが久しぶりなので、そう感じたのかもしれないけれど、素直に旨いと言える肉だった。最初ガーリックスライスを巻き込むことを躊躇していたが、誘惑には勝てずに二枚目からはガーリックを使った。旨かったっす。


 続いては焼鳥5本。パン粉ではなく、唐揚げ粉を軽くまぶして揚げたものだと思う。だから見た目は焼鳥に見える。いわゆるねぎま(ネギと鶏肉を交互に指したもの)なんだけど、揚げてあるのでいろは焼鳥よりも少し濃い。それからネギは、揚げられて水分を失い細くなっていて、テーブルに運ばれてきたときは、ネギではなく鳥の玉ヒモ (卵管部分)かと思ったくらいだ。甘辛い焼鳥のタレがかけられている。

 串に刺された鳥肉が出されると、焼き肉だとしか思い浮ばないので、唐揚げ粉の感触と、焼鳥のタレの組み合わせが新鮮に思えてしまう。鶏肉も大振りのもので、これを焼き鳥屋で食べたら\100-では済まないように思う。

 最後は、串カツ5本。肉はとても柔らかい。で、おいしい。かけられているソースはちょっと甘い目なんだけれど、まぁ許すことにしよう。


 今度は絶対にサーロインステーキ(\3,900-)を食べてやろうと決心したメンソールであった。この日の会計は\2,800-。メンソールは奢ってもらったりした。奢ってもらえるんだったらもっとええもん食べろよ、と言われそうだが、前日『電気カレー』を食べて、【ハーブオフ】でフレンチを食べた身としては、あっさりしたものが食べたかったというわけ。近いうちに必ず、ステーキとはいかないまでも、リピートしてみたい店でありました。ちょっと自宅から遠いのが難点ですけどね。


【店  名】 天一
【ジャンル】 ステーキハウス
【電話番号】 06-6473-2207
【住  所】 大阪市西淀川区柏里3-1-41 JR塚本駅西口 のれん街内
【営業時間】 16:00-22:00
【定 休 日】 木曜日
【そ の 他】
コメント (2)
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