大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

木の芽(和ダイニング/緑橋)

2009年10月16日 20時05分34秒 | その他
 少し前にグランドオープンした店で、その当時は満席だったので敬遠してたんですけど、しばらくして落ち着いてきたようだったので、訪問してみました。
 
 店内は明るくて、杉の香りが漂っています。Fresh Diningとされている通りで、居酒屋としても使えますけど、基本は食事をするところですね。ディナータイムなら『木の芽御前(1,000円』がお得です。これに造り三種盛が付いたものもあるんですけど、造り三種盛を別で頼むよりもリーズナブルです。
 
 メンソールは、食事と言うよりは飲むモードだったので、造り三種盛、野菜の炊き合わせ、カンパチのカマ、最後に酒の肴としてホタルイカの沖漬けをオーダーしました。
 
 まずはトリビー(とりあえずビール)なんですけど、生ビールがプレミアムモルツというのがうれしいですね。と言うか、店の前にプレミアムモルツと書かれていなかったら、訪問してなかったかもしれませんが…。
 
 まずは造りなんですけど、特にタコがしっかりと噛みしめるほどに旨みがしみ出してくるんですね。値段は680円だったと思うんですけど、680円でこの内容はすばらしいです。680円でこのボリュームだったらお得と言った程度かなと最初は思ったんですけど、実際に食べてみると食材もしっかりと吟味されていることが分かりますし、彩りも鮮やかで、山葵までしっかりと吟味されてます。
 
 野菜の炊き合わせですが、しっかりとカツオの香りと味がします。カボチャもほっこりという感じで、上手く炊きあがっていますし、日本酒ともよく合います。
 
 メンソールは、すでに最初のトリビーを飲み終えていたので、日本酒に移行してました。刈穂(秋田県)なんですけど、「日本酒をお願いします」とオーダーすると、燗も出来ますとのことだったので、最初は冷やで、次に燗でいただきました。山廃ですし、温度を上げても十分に耐えられると言うことは分かっていたんですけど、そうした話が女将と出来るのはうれしい限りです。うれしくなって二合でオーダーしちゃいました。
 
 続いてが、カンパチのカマです。日本酒を何度くらいで燗してくれるかが楽しみだったんですけど、熱燗でした。追加で一合をオーダーして、カンパチのカマが無くなっても少し日本酒が余っていたので、ホタルイカの沖漬けを肴としてオーダーしました。



 一番仰天したのは会計時でした。「えっ」と、思うくらい安くてびっくりしました。大将と女将の二人で切り盛りされているので、料理の種類も日本酒の取りそろえもそれほど多くはないんですけど、出される料理に込められた手間と愛情が伝わってきます。しかも、価格もリーズナブルです。ガッツリ食べたり、しっかり飲んだりする店ではないんですけど、ジョイントとしてこんな店を知っているというのは、間違いなく人生を豊かにしてくれます。


(店  名) 木の芽
(ジャンル) ダイニング
(所 在 地) 大阪市東成区中本1-5-31
(電  話) 06-4259-2739
(営業時間) 11:30-14:00(ランチ)、14:00-17:00(カフェ)、17:00-22:00(ディナー)
(定 休 日) 日曜日
(席  数) テーブル8席、小上がり6席、カウンター6席くらい
(予  算) 5,000円くらい
コメント (1)
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