大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

イル・コション(洋風料理とワイン&日本酒/森ノ宮)

2011年09月07日 11時42分27秒 | その他
 天満駅近くにある、奈良県の酒しか置いていない小さな居酒屋があるんですけど、そちらで料理を担当されていた方が、独立されて森ノ宮に洋食系の料理とワイン&日本酒の店をグランド・オープンされました。店名のコションはフランス語で豚という意味ですね。で、店名がフランス語なんですけど、メニューにはパスタも並んでいるので、あえて洋風料理としています。
 
 さてメンソールは、ビールを飲みながらメニューを色々と吟味します。メンソールは、コース料理の構成を決めるときには、先にメインを決めてしまってそれから前菜や魚料理を決めていく訳なんですけど、今宵のメインは豚厚切りロティにあっさりと決定しました。もちろん店名に対するオマージュなんですが…。
 
 前菜は、ちょいとした企みもあってサバのマリネにしてみました。パスタは、トマトとオリーブ、からすみ風味の冷製パスタ。
 
 突き出しと共にパンが出されるんですが、自家製パンだそうです。今回は二種類。手前が胡桃のライ麦パン、後が開店記念ということで、小豆パンです。ライ麦パン独特の酸味もなく、またクラムも詰まったような感じがなく、良い感じに仕上がってます。




 サバのマリネは酸味を効かせてあるので、白ワインを合わせるのも良いと思うんですけど、ここは日本酒を合わせてみました。山口県の銘酒、獺祭のスパークリングです。




 続いてが冷製パスタ。メンソールは冷製パスタがあまり好きではないので、メニューにあってもあまり積極的にはオーダーしないです。カペッリーニとかを使ってあることが多くて、パスタ自身の味があまりしないし、麺が細いとソースの方も軽くせざるを得ないですし…。今回、久しぶりに冷製パスタを食べてみた分けなんですけど、旨かったです。やや細麺のスパゲッティーニを使ってあることも良いと思うんですけど、トマトの旨味が炸裂します。




 さて、メインの豚肉料理なんですけど、オーブンで時間を掛けて焼き上げたものです。シェフが一人で料理を担当しているので、満席になってくると若干のサービングタイムの低下があるかもしれませんが、フロア担当が気軽に話しかけてきてくれるので、手持ちぶさたになって寂しく料理が出て来るのを待つといったところがありません。テーブル席でも同じことなんですけど、特にカウンター席の場合は、調理の行程をライブ感覚で見ることが出来るダイナミックなところも魅力ではあるんですけど、料理人やフロア担当としっかりと会話が出来るところが一番の魅力ですよね。



 
 非常に気軽に行ける店です。テーブル席も用意されてはいるんですけど、座るためではなくてインテリアの一部と考えた方が良いでしょう。なので、カウンターのみの店と考えて良いです。前菜も、パスタも、メイン料理も、ビストロでの料理に並んでるんですけど、リーズナブルなところが良いです。スモールサイズですので、カウンターのみの店ですので、大勢で押しかけるのは難しいですけど、気軽にワイン&料理が楽しめるのが良いです。あと、日本酒も取りそろえられているので、洋風料理を日本酒で合わせてみるのも楽しいです。
 
 

(店  名) イル・コション(IL COCHON)
(ジャンル) 洋風料理
(所 在 地) 大阪市東成区中道1-2-33
(電話番号) 06-6976-4321
(営業時間) 17:00-22:00
(定 休 日) 日月火
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