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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

コトコト(おでんダイニング/谷六)

2014年06月21日 22時38分47秒 | ジャパニーズ
 焼き鳥で有名な國型製作所の並びにあります。地元民でもなかなか見つけることは出来ないらしく、女将によるとグランド・オープニングから2年経って、やっと地元民にも知られるようになったとのことです。
 
 間口は狭いので、入りにくいかもしれません。狭い通路を進むと、右手側にはテーブル席があり、奥にはカウンター席があります。実のところ、細い通路を通りながら、右手のテーブル席を見ながら、メンソールは不思議なデジャヴ(既視感)を感じていたりしました。そう、この店は昔来たことがある。で、必死で記憶を呼び起こす訳なんですが、その店はここではなかったことを思い出すわけです。今もあるかどうかは分かりませんが、もう少し玉造よりだったはずです。
 
 黒一色と言っていいほどシンプルでシックな店内なんですが、メンソールは渡されたメニューを隅から隅まで吟味します。後に女将から、メニューの見方がマニアックであると言われてしまいましたが…。で、プレートが出されます。前菜というかお通しというかアミューズです。

 右側にあるのがパプリカと焼きナス。乗せられているのは味噌です。パプリカに染みこんでいるダシの味、焼きナスの焦げた皮の香。どちらも仄かで微かではあるんですが、手作り感をしっかりと感じることが出来ます。左手側はサラダですが、魚の身のネットリ感がエロく感じられたりします。



 
 続いては、燻製の盛り合わせです。盛り合わせということからもう少し多品種を少量ずつというのを期待はしました。薫香は軽い目です。日本酒も焼酎も、あまり主張をしない、おとなしい銘柄がセレクトされていましたので、料理もそちらに合わせているのかもしれません。メンソールは基本的には、添えられている薬味は使いません。この日も、アルゼンチン・マスタードは最後の最後まで使わなかったんですが、アルゼンチン・マスタードとチーズの燻製は合います。ちょっとビックリです。



 
 おでんの店だと聞いていたので、おでんをオーダーしました。おでん盛り合わせをオーダーしたところ、冷製と温製があるとのことでしたので、冷静をオーダーしました。1,200円です。盛りつけが美しいのでビックリしましたね。ボリュームもですが…。ダシは若干の酸味が効かせてあって、限りなく薄い目。ちょいと物足りないように感じたりするんですが、ダシとおでんを交互に味わうと、おでんのそれぞれの具材の味がしっかりと引き立ち、主張しているのが分かります。特に蒟蒻。もちろん隠し包丁は入っているんですが、それにしてもこんにゃくの味がしっかりと味わえるおでんって、そうはないと思います。柚子胡椒が添えられているので、好みで少量ずつ溶かしながら食べても良いです。




 ちょっと箸休めと言うことで生麩。



 
 魚料理を食べたかったので悩んでいたところ、ロシア風(ボルシチ風)、トマトシチュー風、ベルギー風の三種類が用意できると言うことだったので、食べたことがなかったベルギー風をオーダーしました。ベルギー風というと、延髄反射的にビール煮込みがイメージされました。女将から説明してもらったんですが、このあと、バーでかなり飲んだくれたこともあって、ほとんど忘れてしまいました。




 コースもいろいろとあるので、コースでオーダーして、不足するようならアラカルトで追加というのが良いような気がします。メンソールは、メニューを見て、勝手に構成しちゃいましたけど…。酒類は、こだわりのものを3~4銘柄ずつ取りそろえているという感じです。いちおうかなりの種類を飲んだんですけど、いずれも料理との印象はいい感じです。実は、洋食系のメニューもあって、そちらにはワインが合いそうです。ワインはビオが置かれています。


(店  名) コトコト(おでんダイニング)
(ジャンル) おでん
(所 在 地) 大阪市中央区上本町西1-3-28
(電  話) 06-6763-3719
(営業時間) 17:30-23:00(ランチタイムも営業してるはずです)
(定 休 日) 日曜、月曜
(席  数) カウンター5、テーブル4×4。要予約で二階席もあり。
コメント
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