このところ静かなブームとなっているイタリアのスパークリングワイン、フランチャコルタ専門店です。フランチャコルタというのは、イタリアのロンバルディア州フランチャコルタ地域で作られるシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)で作られるスプマンテ(スパークリングワイン)のことで、D.O.C.G(統制保証原産地呼称)を受けたワインのこです。使用する葡萄はシャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネロの3種類のみです。それがグラスで味わえます。
ちなみに店名の『オステリア・オッタンタセッテ』は、イタリア語で『87』という意味です。『喉が渇いた』という意味の『オタンタセーテ(Ho tanta sete)』と発音が似ていることから店名にしたそうです。
さて、まずはこの日のんだフランチャコルタの一部です。右の三本はロゼで、サービス担当曰く『ロゼ三姉妹』だそうです。それぞれに趣のある味わいでした。

まずは、鰯のブルスケッタです。イワシの味がしっかりと感じられるブルスケッタでした。あと2~3個ほしいと思ったりはしたんですが、他の料理が食べられなくなると困るので、1個で我慢しました。

サルディーニャのオリーブです。画像からはよく分からないと思いますが大ぶりです。なので食べやすいです。メンソールは、サルディーニャの白ワインが好きなので、メニューに書かれているサルディーニャの文字に反応してオーダーしてしまいましたが、正解でした。

こちらは、ロゼ三姉妹の中の三女だそうです。どのような基準で長女、次女、三女となっているのかについては聞きそびれました。ロゼというと、甘口のリーズナブルなワインというイメージがあるんですが、チェリーの味わいを感じさせながらそれほど甘口ではないワインでした。フランチャコルタのロゼは、黒葡萄の皮を葡萄果汁と一緒に漬け込むことで色を出すマセラシオン方式です。

野菜たっぷりなので分かりにくいと思いますが、ハマチのカルパッチョです。乗せられているのはワサビ菜です。野菜たっぷりなのもうれしいですが、たっぷりの野菜に対抗できるほどの、脂がしっかりとのったハマチも旨いです。

カンゾンチェッリというパスタです。ラビオリですね。

フランチャコルタの中でもサテンと呼ばれる、ガス圧を制限したタイプです。通常5気圧以上のものが多いんですが、サテンのガス圧は5気圧以下で作る規定があります。ガス圧が低くなる分、口当たりが柔らかくなります。

つまみに最適なアーモンド。塩味と甘味の入り交じった複雑な味わいがあります。

牛肉のサラダ仕立て。乗せられている白い物は牛蒡のジェラートだそうです。

ズブリゾローナです。甘めのクッキーのようなもので、食後に最適です。本当はグラッパも飲もうと思ったんですが、満腹になってしまったので断念しました。

シャンパーニュ地方はフランスの北部で、日照時間も短いため、葡萄の糖度も上がらず、従ってアルコール度数も上がらないので、ドサージュ(糖分追加)による瓶内二次発酵を行うようになったというのがメンソールの認識です。対してフランチャコルタは、イタリア北部とはいえシャンパーニュよりはずいぶん南方にありますから、葡萄の糖度も上がりノン・ドサート(糖分追加なし)で二次発酵させるワインもあるようです。それぞれに特徴のある味わいですし、それぞれの持ち味もあるんですが、シャンパーニュがフランスの貴婦人として、フランチャコルタはイタリアの健康優良児という感じでした。ちょいと高い目の価格設定だとは思いますが、スパークリング・ワインを多品種、グラス売りするとなると仕方のないところでしょう。
ちょいと余談なんですが、シャンペンと黒ビールの等量を混ぜるブラック・ベルベットというカクテルがあります。フランスの貴婦人をマッチョな黒人が屈服させるのかと思いきや、あっさりと手なずけられてしまって高貴な味わいになるんですが、これをフランチャコルタで作ったらどうなるだろうかと思ったりしています。今度試してみます。( ^o^)ノ。
(店 名) 87(オッタンタセッテ)
(ジャンル) トラットリア
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎1-6-23 サクセスビル一階
(電 話) 06-6360-9508
(営業時間) 18:00-25:00
(定 休 日) 日祝
(席 数) 12席(カウンター5、テーブル5人掛け×1、2人掛け×1)
(備 考) 完全禁煙
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/franciacorta87.ottantasette/
http://ameblo.jp/franciacorta87/
ちなみに店名の『オステリア・オッタンタセッテ』は、イタリア語で『87』という意味です。『喉が渇いた』という意味の『オタンタセーテ(Ho tanta sete)』と発音が似ていることから店名にしたそうです。
さて、まずはこの日のんだフランチャコルタの一部です。右の三本はロゼで、サービス担当曰く『ロゼ三姉妹』だそうです。それぞれに趣のある味わいでした。

まずは、鰯のブルスケッタです。イワシの味がしっかりと感じられるブルスケッタでした。あと2~3個ほしいと思ったりはしたんですが、他の料理が食べられなくなると困るので、1個で我慢しました。

サルディーニャのオリーブです。画像からはよく分からないと思いますが大ぶりです。なので食べやすいです。メンソールは、サルディーニャの白ワインが好きなので、メニューに書かれているサルディーニャの文字に反応してオーダーしてしまいましたが、正解でした。

こちらは、ロゼ三姉妹の中の三女だそうです。どのような基準で長女、次女、三女となっているのかについては聞きそびれました。ロゼというと、甘口のリーズナブルなワインというイメージがあるんですが、チェリーの味わいを感じさせながらそれほど甘口ではないワインでした。フランチャコルタのロゼは、黒葡萄の皮を葡萄果汁と一緒に漬け込むことで色を出すマセラシオン方式です。

野菜たっぷりなので分かりにくいと思いますが、ハマチのカルパッチョです。乗せられているのはワサビ菜です。野菜たっぷりなのもうれしいですが、たっぷりの野菜に対抗できるほどの、脂がしっかりとのったハマチも旨いです。

カンゾンチェッリというパスタです。ラビオリですね。

フランチャコルタの中でもサテンと呼ばれる、ガス圧を制限したタイプです。通常5気圧以上のものが多いんですが、サテンのガス圧は5気圧以下で作る規定があります。ガス圧が低くなる分、口当たりが柔らかくなります。

つまみに最適なアーモンド。塩味と甘味の入り交じった複雑な味わいがあります。

牛肉のサラダ仕立て。乗せられている白い物は牛蒡のジェラートだそうです。

ズブリゾローナです。甘めのクッキーのようなもので、食後に最適です。本当はグラッパも飲もうと思ったんですが、満腹になってしまったので断念しました。

シャンパーニュ地方はフランスの北部で、日照時間も短いため、葡萄の糖度も上がらず、従ってアルコール度数も上がらないので、ドサージュ(糖分追加)による瓶内二次発酵を行うようになったというのがメンソールの認識です。対してフランチャコルタは、イタリア北部とはいえシャンパーニュよりはずいぶん南方にありますから、葡萄の糖度も上がりノン・ドサート(糖分追加なし)で二次発酵させるワインもあるようです。それぞれに特徴のある味わいですし、それぞれの持ち味もあるんですが、シャンパーニュがフランスの貴婦人として、フランチャコルタはイタリアの健康優良児という感じでした。ちょいと高い目の価格設定だとは思いますが、スパークリング・ワインを多品種、グラス売りするとなると仕方のないところでしょう。
ちょいと余談なんですが、シャンペンと黒ビールの等量を混ぜるブラック・ベルベットというカクテルがあります。フランスの貴婦人をマッチョな黒人が屈服させるのかと思いきや、あっさりと手なずけられてしまって高貴な味わいになるんですが、これをフランチャコルタで作ったらどうなるだろうかと思ったりしています。今度試してみます。( ^o^)ノ。
(店 名) 87(オッタンタセッテ)
(ジャンル) トラットリア
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎1-6-23 サクセスビル一階
(電 話) 06-6360-9508
(営業時間) 18:00-25:00
(定 休 日) 日祝
(席 数) 12席(カウンター5、テーブル5人掛け×1、2人掛け×1)
(備 考) 完全禁煙
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/franciacorta87.ottantasette/
http://ameblo.jp/franciacorta87/