大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

アニエル・ドール(angel d'or)/フレンチ/本町

2016年12月24日 09時43分14秒 | フレンチ
 西区本町にある『アニエル・ドール』のランチに行ってきました。この店は、グランド・オープニングのころから気になってはいたんですが、予約電話したときの対応が悪かったので、行く気を無くしてしまった問うことがあったりして、そのままになっていたんですが、あれから時が流れたので言ってみることにしました。
 
 料理はよいです。意外な食材の組み合わせの妙に驚き、その味にまた驚くと言うことに繰り返しでしたが、やはりサービスはちょっと弱いというのがメンソールの印象です。サービス担当が客先を見ていないというか、目線だけでサービス担当を呼べません。手を挙げて、声を挙げて呼ばないと気づいてくれません。シェフとは難度か目があったので、シェフの方が客先を見てると思います。
 
 さて、今回はランチタイムで、4,000のコースです。左手は南京の濃厚なスープです。濃厚であるが故に、この分量で十分です。右手はブータン・ノワールですが、まるまるブータン・ノワールではなくて、ブータン・ノワールの薄切りがシューに乗せてある感じです。それでもしっかりとした味わいがあります。ブータン・ノワールはメインに持ってきてもおかしくないですが、アミューズとして持ってきているので、それほどがっつりで濃厚な味わいではなく、ブータン・ノワールの味わいをほのかに感じることが出来る一皿になっています。




 前菜の一皿目ですが、画像で分かるとおりで、大根があります。蛸の吸盤も見えると思いますが、オレンジ色に見えるものはアショアで、バスクラーブル地方の伝統的な家庭料理で、挽肉に刻んだ玉葱やピーマン、ニンニクなどを煮込んだものです。大根の上には薄切りの蛸が載せられています。最上段に乗っているのはチョリソーです。淡泊な大根と蛸を、アショアとチョリソーが上下から挟み込んでいる感じです。



 
 バゲットです。旨かったです。



 
 前菜の二皿目なんですが、フォアグラと大仙鶏のテリーヌです。その上にホタテとセロリのムースが乗り、その上にリンゴの薄切り、その上が芽セロリです。前菜の一皿メモそうだったんですが、スカッと縦にナイフを入れられないのが残念なところです。



 
 魚料理ですが、鰆です。隠れてますが…。一番下に十穀米があり、網状に見えるのは海苔を練り込んだガレットです。



 
 メインの肉料理ですが、この日はアンガス牛です。上から、クレソン、ミカン、玉葱が層をなしています。ビネガーの酸味とミカンの柔らかな酸味がいいハーモニーになっています。



 
 デセールですが、洋梨、キャロブ(イナゴ豆)、マスカルポーネです。



 
 コーヒーです。コーヒーの画像を残すことはまずないんですが、カップではなくてグラスだったので、撮影してみました。



 
 プティ・フィールはおなじみのフィナンシェです。手前の白いものはカリソンで、プロバンス地方の、アーモンドとフルーツを使った甘い菓子です。





(店  名) アニエル・ドール(angel d'or)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市西区本町2-4-4-
(電  話) 06-4981-1974
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-21:00
(定 休 日) 月曜日
(そ の 他) 12席
(カ ー ド) 可
(席  数) テーブル14席
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/agneldor
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