大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

玄武庵(ヘルシー居酒屋/西天満)

2006年06月17日 21時36分09秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 一般にはあまり知られていないんだけど、四聖獣を使うメンソールとしては、以前から気になっていた店。店名に含まれている玄武は四聖獣の一つで、北側の守りを担当していて、身体に蛇を巻き付けた亀のような姿をしてる。

 メンソールは『河童』に行こうと思ってたんだけど、満席の上町行列まで出来ていたので断念。そのまま南森町方面に歩いている時に『玄武庵』のことを思い出したので、躊躇なく暖簾をくぐるのは無理なので、暖簾の横から店に入る。暖簾の中央には亀の甲羅のような模様が描かれているけど、これは玄武の姿から取ったものだと思う。

 入り口は狭いけど、中は広いだろうと思ってたんだけど、カウンターメインで意外と狭かった。ただ、掘りごたつ座敷が10人部屋と4人部屋の二つあって、襖が閉まってしまうとそこに部屋があるとは判らない。フルオープンすると結構広いのかも…。

 日本酒は四種類くらいしか取りそろえはないんだけど、垂涎ものが四種類。まずは真人(秋田県)の生もと純米酒。「燗は出来る?」とアシスタントのギャルに聞いてみたら「出来ます」とのこと。嬉しいじゃん。燗の温度はちゃんと温度計で測ってくれるし、とっくりは二重になってて、外側に湯を入れておけば、酒の温度が下がらないという優れもの。

 メンソールはトレーニング帰りだったので、蛋白質補給と言うことで、肉類中心のオーダー。炭火焼きメニューとして、タスマニア産骨付き仔羊背肉があったり、フランス産鳩の半身があったりする。とりあえず、茶美豚のスペアリブ、もちろん牛肉メニューもオーダーする。

 二杯目は竹鶴(広島県)の純米にごり酒。これはどう考えても燗でしょう。しかも熱燗。店主の計らいで、とっくり外側の保温用湯の温度を80℃にしてもらった。内側のにごり酒は常温。時間が経つごとににごり酒の温度が上がり、最終的には55℃くらいのとびきり燗が楽しめると言うもの。。メンソールは、野菜のギリシャ風マリネなどを食べながら、ゆっくりと燗の温度の違いによる味の変化をじっくりと楽しむ。結構幸せな瞬間だったりする。

 さて、今回メンソールは食べなかったんだけど、この店がヘルシー系居酒屋といわれる所以は、創作薬膳の数々。当帰とか茯苓のような造血作用や細胞免疫を活性化させる薬味を使っての仔羊背肉ソテーなどは、綺麗になりたい女性達にお勧め。実際に当帰芍薬散とか桂枝茯苓丸という漢方薬はよく使う。あと、あまり知られていないけど『けつめいし』は決明子と書いて、目の薬になる。で、けつめいし風味のあんかけというメニューもあったりする。IT系の人の目の疲れには最適化も…。


(店  名) 玄武庵
(ジャンル) ヘルシー系居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区西天満4-12-22 第三青山ビル一階
(電  話) 06-6362-2555
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.genbudou.com/genbuan/index.html#1137138016

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