木曽福島 + ジョブズ

昨日の急坂の集落から南下すると、宮ノ越宿があり、その先に福島宿がある。

こじんまりとした中にも、昔の盛隆の面影が残る町並みだ。
ここはあちらこちらで湧き水が流れる町で、清酒七笑いの本社もある。



メジャーな宿場の奈良井や妻籠、馬籠ならともかく雨で平日では観光客の姿はなく、この静かな宿場町で食事をした。
室内はストーブで暖められ、囲炉裏に火が入った。もうすっかり晩秋の雰囲気だ。
木曽は江戸情緒を売り物にした保存がされた宿場が多いが、この福島宿は古さの中でも洒落た雰囲気を出している。



これは蔵の中をカフェにした建物。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph
Steven Paul Jobs。

iPhone4sの噂のひとつに、これはもしかしたらiPhone5だったという報道があった。
彼の業績に対して、iPhone for(4) Steve　とマイナーバージョンアップの名前をつけたというのだ。
業界の人間は通常forは4、toは2で置き換えるので、あながち嘘ではないんじゃないかとさえ思う。真偽はともかく、そんなことも話題になるほど彼は偉大だ。

「世界の多くの人は彼が作った製品によって彼の死を知った。これこそが彼の成功への尊敬を示す最高の形だ」
大統領が一民間人に送ったこの声明でも彼の業績の偉大さを知ることができる。