風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

姥捨国の構築①

2016-12-18 22:41:11 | 原発反対
小池東京都知事が築地市場や
オリンピック施設の見直しに

切り込んだけれど
時すでに遅し?

黒いネズミを追い出すことは
出来なかった…

旨いものに群がるものと
それを成敗するものが

同じ黒いネズミであったなら
肥るネズミの陰で痩せ細る民

本当に必要なところで
必要なことが成されたい

私は団塊の世代
悠々自適な老後を望んできた

けれどそうはいかなくなった世代
これまではなるようになってきた

けれどこれからは
なるようにはならないらしい

一昔前の世代の受け取る年金額
それに比べて悲嘆にくれる世代

あなた方より年数も保険料も
多く支払ったのにとなげく

医療費負担は増え
受け入れてくれる介護施設は

貧民では入れなくなるらしいと
少し先の予想図



姥捨て山がこの先
必要になるらしい

この姥捨て山に住めるは65歳以上
75歳になれば否応為しの強制収容

貧しいものも豊かなものも
現役の政治家だってNoとは言えない

場所は放射能汚染の立入禁止区域
老朽化した原発は

各地で立入禁止区域を増やし続けた
同じように高齢者も増加の一途

仮設住宅に住み仕事は除染作業に
増え続ける廃炉の管理

被爆による健康への影響は
寿命の尽きる頃の発症だから問題外

そんな訳で移り住んだ人々
元より勤労精神に富み順応性は豊か

小さな未来都市を創ってしまった
隔離されたその未来都市は

現役時代の知恵を活かし年金や
投入された税金に頼らず

無駄をすっきり削ぎ落とした
そこには農業も漁業もあり

元の姿を取り戻したかのようだったが
外部被爆も内部被ばくも受けていた

人々の心に金の卵として
働くだけ働いた結末が

こういうことでは終われないと
不屈の精神が湧き上がっていった


コメント
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