夜の大地に寝そべって
大地を仰ぐ
残念ながら寝そべっているのは
ベッドである
仰ぐのも無理に窓越しである
朝晩少し過ごしやすくなって
蚊が増えて窓開け放てない
星もなし月もなし真っ暗のはずが
近くのマンションの常夜灯が
薄明かりを届ける
よく見上げれば蒼い
薄雲を通して星がまばら
空も川も海も
底のない深い深い淵のようで
青とも黒とも赤ともつかない
深い深い闇がある
闇の中で青天井の
ゆりかごのようなベッドで
空を仰げたら
最高だろうな
大地を仰ぐ
残念ながら寝そべっているのは
ベッドである
仰ぐのも無理に窓越しである
朝晩少し過ごしやすくなって
蚊が増えて窓開け放てない
星もなし月もなし真っ暗のはずが
近くのマンションの常夜灯が
薄明かりを届ける
よく見上げれば蒼い
薄雲を通して星がまばら
空も川も海も
底のない深い深い淵のようで
青とも黒とも赤ともつかない
深い深い闇がある
闇の中で青天井の
ゆりかごのようなベッドで
空を仰げたら
最高だろうな
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