風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2024-09-12 00:03:53 | こころ
夜の大地に寝そべって
大地を仰ぐ


残念ながら寝そべっているのは
ベッドである

仰ぐのも無理に窓越しである
朝晩少し過ごしやすくなって

蚊が増えて窓開け放てない
星もなし月もなし真っ暗のはずが

近くのマンションの常夜灯が
薄明かりを届ける

よく見上げれば蒼い
薄雲を通して星がまばら

空も川も海も
底のない深い深い淵のようで

青とも黒とも赤ともつかない
深い深い闇がある

闇の中で青天井の
ゆりかごのようなベッドで

空を仰げたら
最高だろうな



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