風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2024-12-06 07:20:08 | 千字から
珍品なり柿ひとつ桐箱に入り


ものをみる感覚が麻痺して
自分の中の珍品が分からない

例えばそう簡単に手に入ることも見ることも
出来そうにない突然変異の類とか

観ることも触ることも出来ないような
高嶺の花的なものの類が

スマホ検索等々でヒマラヤだって
深海の底だって絶景の紅葉だって

手に取るように我が物と錯覚する
そんなこと在らへんで!アホちゃう

スマホ検索で行った気になるもんか!
生きたい見たい気が起きるから

現実にしたくてみな出かけるのさ
そうだね!そうなのかも‼

でも今の私は錯覚のなかにいて
本を読み耽りした朝目覚めれば

今自分がいつの時代のどこに居るのかと
一瞬錯誤する

そんなことあらへんで!アホちゃう

でさあ
どれが珍品なのか絶品なのか逸品なのか

桐の箱のなかに入る柿やバナナは絶品で
捕獲されたずわい蟹のなかの見事なのが逸品?

でもやたらと逸品やら絶品が目につく昨今
おっっっととと

珍しいもの頂きまして
旬の始まりは珍品でさあ

珍品には絶品も逸品も含まれている気がする
生産者の自画自讃もその3品で消費者もしかり

ただ私の中の3品は空想やら妄想の世界
彷徨いあるいて消化する















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ |  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

千字から」カテゴリの最新記事