前日

　１１月５日（火）

　５時２０分から５時５５分まで散歩。

　今日はバイク用の冬物を出すということで、コーデュロイのオーバーオールとバイク兵用ジャケット。カブに乗る。

　出掛けは少し寒くて、「やっぱり下はウィンドブレーカーがいるかな」と思いながら乗っているうちに、寒さは気にならなくなる。

　出る時に思ったほど風が強くはなかったから、だろうか。

　衝原湖の駐車場に行ってみると、８８３が二台、並んでいる。

　隣にSRを停める。すっかり年金ライダーズクラブの一員になってしまった。　「N,s club」（勿論そんなクラブはない）。

　明日は散歩を休むかもしれない。何しろ内視鏡検査のために下剤一升、１，８リットル飲まなきゃならない。

　一時間以上かかることを覚悟して、というのもあるけど、何しろ下剤だ、飲んだ後の方が問題だ。おそらくは５回以上、もしかしたら８～９回トイレに通うことになるかもしれない。

　準備万端整えて、カブに乗るためには十分時間に余裕を持っておかなければ。

　１２時半には全てを終えて病院に行く。

　一昨年は病院の駐車場で一晩預かってもらった。

　１２月初めで、帰りにはフロントガラスと言わずドアガラスと言わず、全てのガラスが霜で真っ白になっていた。こいつがなかなか融けない。

　それでもフロントガラスはエアコンの風で何とかなるのだが、左右のドアガラスが真っ白なまま。左右が見えないというのは恐怖だ。戦車の操縦士は凄いなと改めて思う。

　「見えないなら窓、開ければ良いじゃないか」となりそうなものだが、これがまた思い通りにはいかない。屋根の霜が溶けて車内に落ちて来る。

　コペンには普通の車についている雨樋みたいなものがない。だから屋根が濡れると直接車内に雨水が滴り落ちる。

　ホントに往生した。

　去年は往生以前の問題で、病院の駐車場には停められないことになった。

　それで駅の立体駐車場に一泊。１２時間単位で料金が変わる。２４時間、一昼夜で帰ることができる。

　そう計算して預けたのだが、この時は２４時間を超えてしまったため、思ったよりも駐車料金が掛かってしまった。

　こんなことなら病院近くの駐車場に停めときゃ良かったと思ったけれども、こちらは露天だ。一昨年と同じ目に合うことになる。

　というわけで「それなら今度はタクシーで行く？」と思ったのだが、費用はともかく、途中で便意を催したらどうしよう。そっちの方が気になる。バスはもっと気になる。

　「カブで駅まで行き、一泊させる」と言う計画を立てた所以。

　さて、１０時４０分を過ぎた。寝ることにしよう。