3月31日(金)
ここ数日で一番黄砂が少ないように思う。
きっと景色も(勿論、桜も)あまり霞まず、気持ちの良い一日を過ごせそうな予感。
5時20分から5時50分まで散歩。7時前に朝食。
11時を回って、カブで衝原へ。
昨日思いついた通り、今日は衝原湖の駐車場ではなく、旧来の衝原地区から周辺の桜を見るため。
神戸市には山田の町から西区神出(かんで)に繋がるサイクリング道が設置されている。その出発点がこの衝原で、言い換えれば衝原湖のはじまりがサイクリング道のはじまり。
衝原湖の湖岸を通る道は途中で自転車専用の吊り橋を渡って衝原湖の端になる吞吐ダムの近くを通り、神出に向かって伸びている。
予定ではこの周辺で昼食を摂り、早々に引き返すつもりだったのだが、つい、もう少し先に行ってみようかと思ってしまう。
何しろここは自転車専用道で車は入って来ないだけでなく、立派な吊り橋も陸橋も自転車しか通れない。歩いて通るには構わないけど、普通は「自転車に乗る」という目的がなければ一生通ることはない。
湖岸をなぞるように大小の曲線になって伸びている道は、その先を見通すことができない。そしてもう少し先に行けば何かありそうな期待を抱かせる。
結局、カブに乗っているより長い時間歩いたような気がする。
勿論対岸を走っていて、植えられた桜並木なんかないことは知っていたし、この山に山桜はほとんどないことも知っていた。あるのはただ山田川の流れ込む河口周辺に植えられた桜だけだ。
そこに緩やかな先の見えないカーブが続く自転車道がある。
もしかしたらカーブで今は見えないその先に咲き誇る桜の木が一本だけあって・・・・。
結果は、汗をかいて帰っただけだった。
けど、これも負け惜しみじゃない。確かに「物見遊山」ならぬ「花見遊山」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます