8時50分のバスで駅へ。
鈴蘭台で降り、カブ一泊の駐車料金500円を払って、予定に違ってどこへも寄らず帰宅した。
どこかに寄ろうにも時間が早過ぎてどこも開店していなかった、というのが本当のところ。
帰って着替え。SRで衝原湖へ。
昼前のことで見知った顔は勿論、人影自体がない。
10分ほど居て、帰る。
不意に思いついて、長老クラブ・年金ライダーズが共有している情報の、「うどん一杯100円」の店に行ってみることにした。
諸物価高騰の折、流石の廉価店も値上げをせざるを得なくなり、今は最低でもきつねうどんが300円になった。天ぷらうどんは400円。それでも安いことは安い。
店のことを知ってから確か5年以上経っている筈だが、一日二食の生活を長く続けているため、訪れる機会が全くなかった。
食べ終えたら帰るつもりだったが、何故かまた衝原湖へ。店を出る時に「行ってらっしゃい」と言われたからか?
行ってらっしゃいと言われて帰宅する気には、普通、ならない。ならないけれど、判断に迷うことはある。
言葉の力は偉大だ。紀貫之は魔物を言葉の力によって遠ざけた。あ、あれは和歌だったか。和歌。大和歌。
「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける 」・・・・。
そういう時はハンドルが赴くままに・・・・なぁ~んて。
でも、それで家の方にハンドルは向かなかった。もう少し走ってみる。
カブで帰ってSRに乗り換える時、急に冷えたのでパッチを穿き、防寒用のジーンズを穿いた。
それだけじゃない。上半身も心配だったので、シルクのセーターを着る。これには重宝している。綿やウールと違って繊維が強いので長持ちする。
ヨーロッパの中流以上の女性は下着を三代にわたって着続けるというが、当然これはシルクの下着。
「下着」、と言うところがまた何とも。モヤモヤする。
それでも帰りには何だか首に必要以上に力が入っていたのが分かる。
寒さのせいだ。
もうバンダナではなくネックウオーマーにしなければならない、ということか。
本当に今年は秋がなかったようだ。
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