CubとSRと

ただの日記

最終巻

2022年04月20日 | 日々の暮らし
 4月1日(金)

 ロシアの、一方的なウクライナへの侵攻の故か、今日は四月一日のバカ話をほとんど耳にせずに済んだ。勿論小さなのはあったんだろうけど。

 8時前に起きた。
 どうもこの頃、寝つきはともかく、朝はいつまでも気持ちよく眠ることができる。
 ただ、目が覚めてからも疲れているというわけではないのにいつまでも眠い。
 「何でこんなに眠いんだろう。眠れないよりは良いけど」と思っていて、つい先日、やっと「ああ、そうか」と気付く。
 「春眠 暁を覚えず」、だ。

 春先にいつまでも眠いのは今に始まったことではない。
 とは言え冬は寒くて布団から出られない。
 秋は気持ち良くて布団から出る気にならない。
 夏だけだ、いつまでも寝ている気にならないのは。
 それにしても眠い。
 
 昼過ぎにハーバーランドに向かった。
 書店で今日の目当て、小説「スーパーカブ」の並んでいるところに行く。1巻から巻外となる「リザーブ」も含め計8巻は並んでいるけど、正式な8巻目は見当たらない。
 まさか売り切れたわけではあるまい、と思いながら辺りを見回す。「新刊」書の二文字がだいぶ離れたところで躍っている。あそこに行けばあるかもしれない。

 果たしてそこには最新刊の「スーパーカブ」第8巻が四、五冊並んでいた。
 が、「さすがスーパーカブ」と言うべきか、いかにも目立たない。
 これが最終巻になる。一冊買っただけで、すぐに出る。

 六十も半ば近くになって久し振りに(それもこれまで読んだことのない「ライトノベル」なんて存在すら知らなかった分野の作品に)夢中になった。
 老いらくの恋、みたいなものかもしれない。
 それが今回完全に終わる。高校2年から大学1年までの話だから、学校を卒業するまでくらいならいくらでも書けそうなものだけれど、これで終わり。
 何とも残念な気がする。「スーパーカブ」ロスになるかも。

 ただ、作者はプロ意識に徹していて「要望があれば何でも書く」という考えらしいから、数年後、いや、もしかしたら半年もしないうちにしれっと続編を書き上げてしまうかもしれないけど。

 そういうのもいいし、全くそんなことはなくって、今度はそれにヒントを得たパロディーっぽいものが他の作者から出たっていい。「からかい上手の元高木さん」とか「からかい下手の西片さん」みたいに。
 そうやって「スーパーカブ」の世界がどんどん広がっていくのもちょっと(?)、期待している。
 
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