平成23年12月に栗原市内各地区の稲作総合検討会が開催されました。
12月14日(水) 平成23年度稲作総合検討会 (JA栗っこ若柳水稲部会主催)
12月15日(木) 平成23年度稲作経営総合検討会(稲作実践盟友会主催)
12月21日(水) 平成23年度稲作技術総合検討会(JA栗っこ志波姫稲作研究会主催)
この稲作総合検討会は毎年開催されている恒例行事であり,本年度の水稲の生育経過を振り返りその特徴を検討する場となっています。
普及センター担当者からは,気象経過や平年と比べた水稲生育の特徴,病害虫の発生状況等について解説しました。出席者からは「米の厚みが薄かった原因は何か」「イネアオムシはなぜ増えたのか」「一部で乳白粒が増えた原因は何か」「倒伏した原因は何か」など数多くの質問が寄せられ,活発な議論が交わされました。
また一部では,疎植栽培や直播栽培実証ほの成績検討のほか,水稲収量や品質が優秀だった出席者への表彰なども行われました。
普及センターは,高品質な宮城米生産に向けて,今後も技術支援を推進していきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144