宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA加美よつばが加工トマト栽培研修会を開催

2013年05月07日 15時54分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  4月19日(金)JA加美よつば営農センターで,加工トマトの栽培研修会が開催され,生産者,関係機関あわせて65名程度が参加しました。この研修会は生産者に対して,これから定植するための畝たてや定植等の栽培管理についての周知と,畝たて同時施肥技術の検証及び技術の普及を目的に,JA加美よつばとJAいわでやま,JAあさひなが合同で開催したものです。
  研修会では,栽培管理全般及び栽培のポイントについて,(株)渡辺採種場と名古屋のソース業者である(株)コーミから説明がありました。大崎普及センターからは畝たて同時施機の試験内容について,中央農研と(株)イセキ東北からは畝たて同時施肥機の改良ポイントについて説明をしました。
 取引先のコ-ミ(株)から,「まだまだ加工トマトを必要としているので,生産量を増やしてもらいたい」といった要望がありました。
  普及センターでは,引き続き加工トマトの省力生産技術を検証普及して,さらに生産者の技術向上を支援していきたいと考えています。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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JA古川なす部会が天敵放飼実演会を開催!

2013年05月07日 10時18分56秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成25年4月19日,JA古川なす部会主催で天敵放飼実演会が開催されました。
 JA古川なす部会では,平成22年から害虫防除のためスワルスキーカブリダニやミヤコカブリダニといった天敵を利用しています。普及センターでは,導入当初からその防除効果について調査し,これらの天敵はアザミウマ類やハダニ類などの難防除害虫の防除効果が高く,夏季の農薬散布回数が減らせることを実証しました。今年度天敵を利用する部会員は,昨年よりも増加する予定です。
 普及センターからは,天敵を放飼する前に薬剤による病害虫防除を行って,病害虫の発生を抑えておくことが天敵利用を成功させるポイントであることなどを説明しました。
 参加者からは,天敵の散布方法などについて活発な意見が交わされました。
 普及センターでは,これからもJAと連携を深めながら,環境にやさしいなすの生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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