平成25年5月16日に,露地なすの展示ほで畝立て同時施肥機の実演会が開催され,露地なすの生産者10名が参加しました。
この展示ほは,作業の省力化を目的に,施肥・畝立て・マルチを同時に行うことができる機械を用いたもので,JA古川と普及センターが共同で設置しました。基肥には,追肥作業を省くことができるように,なす専用の緩効性肥料を用いています。
実演会では,JA古川と普及センターから,展示ほの概要について説明した後に,(独)農研機構 中央農研 屋代幹雄上席研究員から畝立て同時施肥機について説明していただきました。生産者からは,畝立て作業がかなり楽になったといった声が聞かれました。
普及センターでは,今後,土壌調査や収量調査を行い,露地なすの栽培管理技術の省力化に向けて,引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910