宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台東部地区の水稲作付再開

2013年05月17日 15時33分50秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 仙台市では,津波被災農地1,800haの復旧工事が進められ,24年度の500ha復旧に続き,25年度再開予定地900haが復旧し,4月に水稲作付部分約600haの引渡しが行われました。
 若林区種次地区の農業者13名で構成する「南部実践組合」(相沢組合長)では,本年度引渡し農地70haのうち水稲作付を計画した27haの農地のがれき除去を進め,5月14日の移植作業の開始にこぎつけました。田植機は仙台市の被災地域農業復興総合支援事業で借り受け,「ひとめぼれ」及び「まなむすめ」の2品種を5月下旬までに移植完了する見込みです。復旧初年目であることから基肥は従来の半分程度にし,生育をみながら追肥等の肥培管理を進めていくことになります。
 今後は,JA仙台と連携し,本年度復旧した900haの水稲及び大豆の肥培管理指導を進め,従来と同等の収量及び品質を確保するように活動していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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今年も水稲採種が始まりました

2013年05月17日 13時36分35秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  当普及センター管内には4つの水稲採種組合があり,県内の56%の種子生産を担っています。このうち,中新田水稲採種組合及び小野田種子生産組合の育苗巡回が,平成25年4月26日と5月2日に開催され,今年度の種子生産がスタートしました。
  育苗巡回では,3班に分かれて各生産者の育苗ハウスを巡回し,苗の生育状況を確認しました。今年は,4月の天候が不安定で苗の生育も遅れ気味でしたが,ほとんどが適切な管理により,健全な苗づくりが出来ていました。巡回後には普及センターから今後の育苗管理や,田植え時の除草剤使用の注意点などについて稲作情報をもとに指導しました。
  普及センターでは,今年も優良な種子生産が行われるように,各採種組合に様々な形で支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

 


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