宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

極早生品種「五百川」作付 2年目へ

2014年05月08日 16時32分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 4月25日石巻市桃生地区で水稲極早生品種「五百川」の田植えが行われました。今年度の作付面積は3戸・1法人で約10haとなり昨年度よりも作付面積・栽培戸数とも拡大しました。五百川は,管内で作付けされる中生品種と比較すると約20日早く出穂し,ひとめぼれ等と組合わせて栽培することにより刈取期間が拡大されます。また首都圏の消費者に東北の早場米を8月中をめどに販売できるというメリットもあり,昨年より栽培面積は増加しています。
 今後とも普及センターは高品質な米の生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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「なとり春まつり」で名取の花を販売しました

2014年05月08日 16時29分00秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 4月12日(土),「なとり春まつり」が開催され,名取市花卉生産組合では組合員が生産したカーネーションやばらで作った花束とアレンジ商品を販売しました。

 東日本大震災の津波により,名取市の花き生産者は大きな被害を受けましたが,その後ハウスの再建や除塩を進め,平成24年の秋から全戸で出荷を再開しました。普及センターでは,早期の復興を支援するとともに,収益性の高い花き経営を実現するために,平成24,25年度に(株)プランツ・モジュール山口昌哉代表取締役を講師に「花き6次産業化講習会」を開催してきました。今回,販売用の花束やアレンジ作りに参加した組合員は講習会を受講しており,ラッピング方法,色合わせや葉物の使い方を工夫することで消費者から好まれる商品を作ることができました。

 春まつりでは,可愛くラッピングされたミニブーケやアレンジ商品が大変好評で,販売を担当した組合員の女性の方々も手応えを感じており,今後の展開が期待されます。

 普及センターでは,今後も組合で生産された花を用いた商品作り等の技術向上を支援していきます。

<連絡先>

宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

TEL 0223-34-1141  FAX 0223-34-1143


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