宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「田尻ブルーベリー生産組合」研修会開催

2014年05月13日 13時29分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大崎市田尻地区はブルーベリーを地域水田農業ビジョンの振興品目として位置付け,田尻ブルーベリー生産組合を中心に平成16年から振興を図ってきました。現在では約4haほどの栽培面積となっており,県北部では最大級の産地となっています。
 生産組合では4月24日(木)に研修会を開催し,摘花等の栽培管理や,春先に希望者を対象に実施した土壌調査結果をもとに,ほ場毎の土壌特性に応じた今後の施肥方法について説明を行いました。
 田尻地区のブルーベリーは大玉生産を行っており,市場でも高い評価を得ています。生産組合では,今後,収穫が本格化する前に出荷目揃会を開催し,出荷規格の確認を行う計画です。
 普及センターでは,今後も生育状況等を調査するなど適切な栽培管理の支援を行います。

      美里農業改良普及センター 先進技術班
              TEL 0229ー32ー3115 FAX 0229ー32-2225


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「北浦梨」梨ジョイント栽培接ぎ木研修会の開催

2014年05月13日 11時53分34秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 美里町では北浦地区を中心に大正時代に本格的な梨栽培が始まり,「北浦梨」として県内の梨産地の1つとして知られています。現在,JAみどりの北浦梨部会員は約50名で約15haの栽培面積です。部会では一昨年から省力化・早期成園の目的で梨ジョイント栽培技術導入に向けて先進地視察や苗木養成を進めてきました。
 平成26年4月16日に,管内でジョイント栽培接ぎ木の第1号となる佐々木農園で,宮城県農業・園芸総合研究所の門間上席主任研究員を講師に招き,接ぎ木研修会を開催しました。研修会ではジョイント栽培での接ぎ木のポイントや,接ぎ木後の管理方法について丁寧に解説していただきながら,実際に接ぎ木の実演を行いました。
 今年度,普及センターでは,生育状況に応じた管理の支援を実施する他,関係機関と協力して梨の規格外品を活用した特産品開発の支援を行います。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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