平成26年5月19日(月)に「くりはらMMN塾」水稲栽培向上講座の第3回として,水稲直播講習会を栗原市志波姫間海地区を会場に開催したところ,水稲直播実践者や管内農業法人の社員など約15名の参加がありました。
現地では,伊豆野農業生産組合の飼料用米「べこごのみ」の鉄コーティング直播を見学しました。
本組織は,飼料用米の直播栽培は3年目で,初年目「まなむすめ」,2年目「べこあおば」,今年度は「べこごのみ」に挑戦します。倒伏や苗立ち不足など,課題はありますが,飼料用米で最高金額が交付されるよう10a当たり680kgを目指しています。
講習では,苗立ち数確保のための落水の重要性や倒伏を軽減するための水管理等を中心に,鉄コーティング直播の栽培のポイントを指導しました。
受講生は,「実際どの程度の収量になるのか?育苗が省略されることはものすごく楽になる。」「今はカルパーコーティング直播を行っている。鉄コーティングの利点が解った。」など,直播栽培への意欲が高まっていました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144