宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

三度目の家族経営協定調印式~仙台市 松元さんご一家~

2014年05月07日 17時15分19秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 4月25日(金),仙台市の松元隆充さんのお宅で,家族経営協定の調印式が行われました。
 松元さんは,当初平成9年に家族経営協定を締結しました。当時は「後継者」という立場での協定でしたが,その後経営移譲を目前にした平成14年に再締結。今回は再締結後10年を経過し,ライフプランと家族経営協定の内容の見直しを行ったものです。年月を経るにつれ,変化していく家族の状況に対応し,細やかな話し合いを続け,3回目の調印となりました。
 
 普及センターでは,今後も家族の話し合いにより農業経営の発展を目指す農業者を応援します。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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JA加美よつば玉葱部会 除草機実演会

2014年05月07日 09時21分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  今年度,当普及センターでは,JA加美よつば玉葱部会における機械化栽培体系の導入を支援しています。当部会が生産するたまねぎは,取引業者からの需要が高いものの,生産者の高齢化に伴い,栽培面積と生産量が減少しています。そこでJAでは機械化による省力栽培技術の確立による産地の維持・拡大に取り組んでいます。
 今回は,除草作業の機械化実証として,平成26年4月16日に,加美町の上区城内集落営農組合のほ場において,除草機の実演会を行いました。除草機は(株)キュウホーの麦用除草機4条を,トラクターは畝幅に合わせて車輪幅を変更できる(株)クボタのハイクリアランス仕様の機種を使用しました。
 実演会の結果,短時間で中耕除草できる点は農家から評価されたものの,畝が曲がっている場合機械の調整・操作が難しく,たまねぎ株を傷つけてしまうケースもあり,今後機械作業を想定した圃場作りにも取り組む必要があると感じました。
 当普及センターでは,今後もたまねぎ収穫機・調製機・移植機など一連の機械化実証試験を予定しており,継続して生産者の技術研鑽を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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