宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

柴田町立船迫中学校の1年生がファームステイ体験で農村の魅力を満喫

2014年10月01日 10時18分53秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 9月11~12日,柴田町立船迫中学校の1年生60人が課外授業の一環として,登米町の受入れ先農家に1泊2日でファームステイ(農家体験)をしました。そのうち,果樹農家に滞在した6人を対象に果樹の魅力を伝える講習会を実施しました。
 体験初日は,りんごジャムや豆腐作りなどに取り組み,二日目は受入れ農家の経営する直売所の見学やりんごの収穫作業を体験しました。作業の終了後に普及センターが,りんごの年間作業,花の構造や受精までのようす,品種,果物の機能性等,りんごを中心とした果樹の基本知識を説明しました。「普段,口にしている果物について知らなかったことがあり勉強になった。」とコメントする生徒もいました。また,生徒全員が非農家ということもあり,「今まで経験したことのない貴重な体験ができてよかった。」,「農家の大変さが分かった。」等,実際に作業をしたことで農業の楽しさや辛さを体感し農村の魅力を満喫したようでした。
 普及センターでは今後も農村地域の活性化を目指し,継続した地域づくり活動を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター先進技術班
〒987-0511 
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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第1回気仙沼市畜産共進会が開催されました

2014年10月01日 08時51分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年9月20日,震災後初となる畜産共進会が旧本吉家畜市場で開催されました。

 気仙沼市,本吉町両和牛改良組合の畜産農家が参加し,出品区分3部門で競いました。震災前は,改良組合ごと別々に開催していましたが,農家の被災や牧草の放射能汚染問題で休止していました。

 今回,平成29年開催の宮城全共に向け,「第1回気仙沼市畜産共進会」として合同での再開を果たしました。
出品牛は,「未経産の部」11頭,「経産の部」13頭,「茂洋産子の部」10頭と他の地域より部門も少なく少頭数でしたが,久々の出品とあって丁寧に仕上げられていました。

参加者は,出品牛個々に長所や短所の解説を聞き,ますます改良意欲が高まったようでした。

 普及センターは,今後も家畜の改良と飼養管理技術の向上について支援して行きます。



<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
 0226-29-6044

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水稲鉄コーティング直播栽培及び飼料用イネ専用品種に係る現地見学会を開催

2014年10月01日 08時48分56秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
本吉普及センターは,平成26年9月8日,気仙沼市本吉町小峰崎地区で「水稲鉄コーティング直播栽培及び飼料用イネ専用品種に係る現地見学会」を開催しました。

管内でほ場整備事業を実施している地区の方々や水稲直播栽培実践者を中心に,関係機関含め22名が参加しました。

見学会では,鉄コーティング直播栽培と飼料用イネ専用品種「夢あおば」「リーフスター」のこれまでの生育状況やほ場管理等を中心に実証内容を説明しました。参加者は,移植栽培と遜色ない稲姿や飼料用イネ専用品種の穂の大きさに感心したようでした。

普及センターは,今後も低コスト稲作に向けた直播栽培や水田活用のための飼料用イネの普及を支援していきます。



<連絡先>
本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2 電話 0226-29-6044

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