宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

収穫大感謝祭第二弾!「仙台井土ねぎ祭り」開催。

2015年12月22日 09時02分28秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台東部地区で震災後にいち早く農業生産法人を立ち上げた(農)井土生産組合では,今年度から約8haの畑でねぎの本格生産を始めました。組合では,ねぎの甘みや柔らかさが増す冬を迎え,旬のねぎのおいしさを多くの人に知ってもらいたいと,12月20日(日)にねぎの掘り取り体験イベントとして「井土ねぎ祭り」を開催しました。
 当日は,500円のワンコインで1升瓶2本が入るほどの袋いっぱいの「ねぎ詰め放題」ができるとあって,ほ場に設置された受付場所には開始前から長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで,約2,000人の家族連れなどがねぎ畑を訪れました。参加した皆さんは,津波被害から復興した畑にすくすくと育ったねぎを一本一本ていねいに掘り出し,用意された袋いっぱいに詰め込んでいました。また,特設コーナーでは,「井土ねぎ」を使った暖かいスープが振る舞われ,取れたてねぎのおいしさを味わっていました。
 仙台農業改良普及センターでは,関係機関と連携しながら,仙台東部地区における地域農業の復興を継続して支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-2439
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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北浦梨PR支援~みやぎ食材マッチングフェア参加~

2015年12月22日 08時15分39秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 美里町では北浦地区を中心にして大正時代に本格的な梨栽培がはじまり,「北浦梨」という名前で県内の梨産地の1つとして知られています。現在,JAみどりの北浦梨部会員は約50名,栽培面積は約10haとなっており,様々な品種が栽培されています。普及センターでは,平成25年度から梨の省力化新技術の導入支援の他,町や商工会等の関係機関と協力して北浦梨を活用した特産品開発を支援しています。
 平成27年11月27日(金)に,県主催の「みやぎ食材マッチングフェア」が開催され,社会福祉法人わ・は・わ美里と一緒に参加しました。会場では,美里町と北浦梨のPRや『美里町北浦梨フェア2015』で開発された「北浦梨ピューレ」,開発中の「北浦梨コンポート」の商品紹介や試食提供を行いました。様々な食品関連事業者や関係機関、報道機関の方々が来場し,試食した商品の意見や北浦梨を使用してみたいなど活発に情報交換が行われ,北浦梨PRの良い機会となりました。
 普及センターでは,今後も地域資源を活用した特産品開発の支援を継続します。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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