宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸町復興農地の田んぼアート2019

2019年06月05日 11時31分33秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 令和元年5月26日(日),東日本大震災で被災した南三陸町志津川の廻館地区で,3年目となる田んぼアートの田植えが行われました。 今年のデザインは,志津川高校の生徒によるもので,南三陸町のシンボルである「モアイ像」の絵柄が採用され,約50アールの田んぼに紫や赤など5色の稲の苗が植えられました。

  当日は地区営農組合員や関係機関のほか,ボランティアとして志津川高校生や小学生,復興支援で関係が続く県内企業,アメリカ軍関係者など幅広い協力があり,約70人によるにぎやかな田植えとなりました。

  田んぼアートの稲の葉は,6月末頃から色づき見頃となります。志津川高校の校門前から見渡せる田んぼにどんな「モアイ像」が登場するか,今から楽しみです。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班  TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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都内中学生の現地取材「東北の復興と農業」

2019年06月05日 11時15分21秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 令和元年5月22日,東京都の筑波大学付属駒場中学校3年生19人が,気仙沼農業改良普及センターを校外学習の取材のために訪問しました。学年の生徒123人が5人程度のグループに分かれ,東北の震災復興に関連して農業や水産業,交通などについて調査しているとのことでした。

 当センターへの取材では,農業被害や復興状況のほか,「気仙沼いちご」や「南三陸米」の地域ブランドについてなど熱心な質問がありました。

  管内の農業法人や米穀店なども取材し,宮城米の新品種「だて正夢」や農産物の輸出などを考察に入れて「東北地域研究」として学校に帰って発表にまとめたいとのことでした。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班  TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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大崎4Hクラブが小学生親子に野菜の栽培方法を教えました。

2019年06月05日 09時25分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年6月2日に大崎生涯学習センター(パレット大崎)主催の「親子でいっしょに農業体験&家庭菜園講座 ~いろいろな枝豆&いろいろなねぎを育てよう」が,大崎市西荒の畑で開催され,親子約60名が参加しました。

 このイベントは大崎地域の小学生親子20組を対象に,農業体験を通して食育に対する一層の理解を深め,身近な自然環境についても自ら進んで課題を見つけ,学び,考える力を養うことを目的に開催される全3回の体験型学習です。

  大崎4Hクラブ(大崎管内の若手農業者組織)は,このイベントを7年間継続して支援しており,栽培指導を担っています。今年は大崎地域の振興作物である「枝豆」と「ねぎ」を栽培しました。

  当日はクラブ員が作成した資料を元に,品種の特徴や,種まきや,定植を分かりやすく説明しました。参加した方々からは「黒マルチは何のためにかけているの」,「いつ頃収穫できるの」,「収穫するのが楽しみ!」という質問や感想があり,体験を通じて農業に興味を持ったようです。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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