6月24日,JAみやぎ登米なかだ転作集団部会の現地検討会が開催され,生産者と関係機関合わせ25名が参加しました。毎年,麦・大豆等の生産技術向上を目的に開催していますが,本年度は,水稲直播栽培をテーマに開催されました。
登米市の水稲直播面積は約400haで,うち約5割が乾田直播となっており,生産組織等の規模拡大に伴い,省力・低コストのため年々増加しています。
現地検討会では,5か所のほ場を巡回しながら栽培管理や生育状況を確認しました。10年以上の栽培経験のあるベテラン生産者からは,苗立ちを確保するための鎮圧作業の重要性や除草剤散布のタイミング等について経験談を交えながら貴重な話があり,参加者間の活発な意見交換がなされました。
普及センターでは,今後も水稲直播の安定生産に向け支援してまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522