宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲直播栽培の現地検討会開催

2019年07月01日 20時08分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

6月24日,JAみやぎ登米なかだ転作集団部会の現地検討会が開催され,生産者と関係機関合わせ25名が参加しました。毎年,麦・大豆等の生産技術向上を目的に開催していますが,本年度は,水稲直播栽培をテーマに開催されました。

登米市の水稲直播面積は約400haで,うち約5割が乾田直播となっており,生産組織等の規模拡大に伴い,省力・低コストのため年々増加しています。

現地検討会では,5か所のほ場を巡回しながら栽培管理や生育状況を確認しました。10年以上の栽培経験のあるベテラン生産者からは,苗立ちを確保するための鎮圧作業の重要性や除草剤散布のタイミング等について経験談を交えながら貴重な話があり,参加者間の活発な意見交換がなされました。

普及センターでは,今後も水稲直播の安定生産に向け支援してまいります。

 

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清流「蔵の華」廿一会の栽培現地検討会が開催されました

2019年07月01日 16時51分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年6月25日に,清流「蔵の華」廿一会の現地検討会が開催されました。清流「蔵の華」廿一会では,気仙沼市新月地区において酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に全量出荷しています。  この日の現地検討会では,会員全員のほ場を巡回し,稲の生育状況を確認しました。稲の生育は順調であり,多くのほ場ではまもなく中干しの時期を迎えます。  出席した会員からは,「今年も品質の良い酒米がたくさんとれるよう,管理をしっかりしていきたい」との声が聞かれました。

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター     

 先進技術班  TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直売所向け野菜講習会を開催しました。

2019年07月01日 13時34分10秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る令和元年6月20日,丸森町大内地区の農産物直売所「いきいき交流センター大内」で直売所向け野菜講習会が開催されました。

 普及センターでは,大内地区の3つの集落営農法人,農産物直売所,町と連携した普及活動を行っており,農産物直売所では現在,少量多品目の野菜生産やババロアなどのスイーツづくりといった魅力的な店舗づくりに努めています。

  研修会では普及センターから,売り場が華やかになるようなカラフルな野菜,直売向きの珍しい野菜などの紹介,少量多品目生産のための栽培方法や売り方の工夫など,生産者が取組みやすい野菜の生産や品揃えなどについて講習を行いました。

  講習会では,野菜生産に向けた機運が盛り上がり,それを受けて集落営農法人が,新たな野菜の生産を始めることとなりました。  普及センターでは,今後とも,秋の収穫に向けて品質の良い野菜生産を支援していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学生が「田んぼの生き物観察会」で地元の豊かな生態系を学びました

2019年07月01日 13時04分47秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
  令和元年6月26日に,南三陸町入谷地区において「田んぼの生き物観察会」が開催されました。この観察会は,入谷地区の新童子下集落協定と南三陸米地産地消推進協議会が共催し,地元の田んぼの多様な生き物や稲作について知ってもらおうと南三陸町立入谷小学校の3年生を対象に毎年開催されているもので,今年で13回目を迎えました。今年は児童8人が参加し,「ナマズのがっこう」事務局長の三塚牧夫氏,「むかい*いきもの研究所」の向井康夫氏を講師に,かご網でのドジョウ採集や虫取り網を使った水生昆虫の採集を行い,採集した昆虫の特徴や見分け方について学びました。入谷地区の田んぼには,アメリカザリガニやウシガエルがいないため,アカハライモリやクロゲンゴロウなどの希少な生き物もたくさん見つけることができ,児童らは目を輝かせながら熱心に観察していました。豊かな生態系を目の当たりにし,「たくさんの生き物が見られてとても楽しかった」「この生き物たちは入谷のシンボル。大切にしていきたい。」などの声が聞かれ,有意義な体験ができたようでした。観察会終了後には,JA南三陸産のひとめぼれ「南三陸米」を使用したおにぎりをみんなで試食し,地元のお米についての理解も深めました
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「人材育成に貢献!」~亘理名取地区農業士会総会を開催!

2019年07月01日 11時12分23秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

令和元年6月21日,亘理名取地区農業士会総会が会員12名参加のもと開催されました。

平成30年度事業報告では2年ぶりに農業士会単独の研修会を開催した旨の報告があり,新年度事業では農業士の現場訪問や園芸振興に関する意見交換など,様々なアイデアから今後企画を調整していくことになりました。

あわせて,役員改選があり,前会長から新会長へバトンが渡されました。刷新された執行部体制で農業士会に新しい風の吹くことが期待されます。

また,平成30年度末をもって退任された青年農業士の長年の功労を称え,地区農業士会から記念品を贈呈しました。本人は退任の挨拶で,「力足らずで」と謙遜していましたが,農業大学校の学生を多数回受け入れるなど,後継者育成に大きく貢献されました。

時の移り変わりとともに,農業士の顔ぶれも入れ替わりますが,地域農業の発展と後継者の育成を図るため,農業士のみなさんのたゆみない活動は続きます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする