令和元年7月8日(月),丸森町耕野の柿園地において,宮城県ころ柿出荷協同組合の柿栽培講習会が開催され,当日は理事長ほか14人の生産者が参加しました。
ころ柿組合は,白石市,角田市,蔵王町及び丸森町の農家が,地域で栽培された渋柿(蜂屋柿)を干し柿(ころ柿)や渋抜き柿(たる柿)に加工して協同で出荷,その原料となる柿の品質向上と安定生産に取り組んでいます。
今回の講習会では,普及センター担当者が,病害虫防除,摘果,新梢管理について,指導を行った他,2か所の園地で現地検討を行い,炭そ病の新梢病斑やカキノヘタムシガによる落果が確認された際には,病害虫防除を徹底するよう助言を行いました。
柿が順調に生育すれば,11月に収穫加工され,干し柿は12月から3月頃まで,渋抜き柿は12月に市場出荷されるほか,直販やゆうパックでも販売されますので,ぜひ御賞味ください。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138