宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和元年産「だて正夢」現地検討会が開催されました

2019年07月18日 19時35分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  みやぎ米ブランド戦略の取組として推進している「だて正夢」については,今年産は県内で約600ha,うち大河原管内では約125ha作付けされています。
  現在の生育状況は,幼穂形成期から減数分裂期となっており,整粒歩合の向上など高品質に仕上げるために必要な「追肥」を実施する時期に入っていることから,去る7月16日に,高品質・収量安定化に向けた地域栽培塾として「だて正夢」現地検討会を角田市と蔵王町の2会場で開催しました。
 「だて正夢」の作付地は県内の山間高冷を除く地域となっており,管内では南部平坦,西部丘陵で作付が行われています。
 現地検討では資料に基づく指導の他,草丈や葉色,幼穂長を確認し追肥可否の判断や出穂期の予想を行いました。
 また,今年は低温・日照不足の傾向が続いており,いもち病の発生も懸念されることから,低温対策や病害虫防除の徹底についても説明しました。
 当日は若干霧雨もありましたが,参加者は熱心に受講し,積極的に自分のほ場の生育状況に基づき質問していました。
 秋には消費者の皆様に仙南のおいしい「だて正夢」をお届けします。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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登米地域「だて正夢」栽培塾を開催

2019年07月18日 16時48分18秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

   令和元年7月9日に宮城県米づくり推進登米地方本部主催の「登米地域だて正夢栽培塾」を開催しました。県登米合同庁舎で普及センターから「だて正夢の生育状況と今後の栽培管理について」,減数分裂期追肥や低温時の水管理の重要性を説明しました。

  次に,登米市迫町のだて正夢普及展示ほに移動し,幼穂の確認と草丈,茎数,葉色から倒伏診断指標を用いた追肥判断を行いました。

   だて正夢は,もちもち感と甘みがある良食味米で,平成28年に県の水稲奨励品種に採用され,本年度が本格デビュー2年目となります。

   登米地域のだて正夢作付面積は約100haで,100名の生産者が栽培しています。新規の生産者が増えたことから,品種特性や栽培のポイントなど,良食味・高品質米生産に向けた支援を継続してまいります。

 

<連絡先>

          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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「水稲直播栽培」先進地視察を開催しました

2019年07月18日 13時41分37秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

亘理農業改良普及センター管内では,今年度から「直播栽培勉強会」(以下「勉強会」)を立ち上げ,定期的に栽培管理に関する情報交換を行っています。

令和元年7月4日,「勉強会」の活動の一環として,石巻市・東松島市で直播栽培先進地視察を行いました。石巻地域では, 660ha(H30)で直播栽培面積に取り組まれ,その9割を乾田直播栽培が占めており,年々取組が増加しています。

視察では,石巻市・東松島市の2法人を訪問し,栽培管理状況や現地ほ場での生育状況を確認しながら,ほ場準備や種子予措,鎮圧作業のコツや除草剤散布のタイミング等,栽培管理の様々なポイントについて伺うことができました。参加者からは具体的な質問が多く出され,活発な意見交換をすることができ,今後の管理の参考になる有意義な視察となりました。

普及センターでは,今後も「勉強会」を定期的に開催し,直播栽培等の技術向上に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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