令和元年7月17日に大崎市古川地域富永地区で生産者や関係機関など約50名が参加し,大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム主催のささ結栽培現地検討会が行われ,大崎農業改良普及センターより「水稲の生育状況」と「GAP」の経営改善への効果等について説明しました。
大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアムの取り組みは,今年で5年目となり,大崎寿司業組合や酒造会社等も参加し,ブランド化を進めています。『ささ結』は好評でヨークベニマルや首都圏のスーパーでの販売も定着してきており,実需者からも数量が少ないため,増産を求める声が大きく,さらなる生産拡大と品質向上が期待されています。また,今年作から『ささ結』ブランド認証の基準に,豊饒の大地「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証を受けていることが追加され,生き物調査を行うなど,環境に配慮した米づくりが一層強化されています。
東北194号の作付は,今年度過去最高の130haとなり,全てが『ささ結』となるように,今後も,様々な研修会等でGAPの取り組みを推進し,食品の安全,環境保全,経営改善等の実現を図ります。
<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910