宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「低温と日照不足に関する対策会議」を開催

2019年07月23日 18時35分15秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 6月下旬以降の低温と日照不足に対する農作物の技術対策を検討するため,令和元年7月17日に低温と日照不足に関する対策会議(主催:宮城県米づくり推進登米地方本部,登米市農作物異常気象連絡会議)が登米合同庁舎で開催され,登米市やJA,土地改良区などの関係機関約40人が出席しました。

 はじめに,気象の経過と今後の見通し,水稲の生育状況,いもち病等の発生状況,農業用水の確保状況,過去の冷害年等の事例などについて,宮城県米づくり推進登米地方本部から説明しました。

 水稲が最も低温に弱い減数分裂期を迎えており,いもち病等の病害防除や低温時の深水管理,大豆や野菜,花き等の明きょ等による排水対策など関係機関と連携して指導することとし,引き続き,登米市の防災無線や登米コミュニティエフエムでの広報を行うなど,今後も農作物の安定生産を支援してまいります。

 

<連絡先>

    宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

    〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

    電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

低温・日照不足に伴う石巻地方米づくり推進本部会議を開催しました

2019年07月23日 09時28分27秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 「日照不足と低温に関する宮城県気象情報第1号」が7月8日に仙台管区気象台から発表され,今後2週間程度,低温・日照不足の状態が続くとの見込みが示されました。

 石巻管内の水稲は今後,最も低温に弱い減数分裂期を迎えることから,低温・日照不足時における栽培管理の留意点や今後の対応等について関係機関で意識統一を図るため,7月12日に,石巻市,東松島市,JAいしのまき,農業共済組合,菅内各土地改良区,石巻農業改良普及センターを構成員とする石巻地方米づくり推進本部会議を緊急に開催しました。

 会議では,普及センターから低温少照で経過している気象や水稲の生育状況を説明し,低温時の深水管理の徹底や,生産者に対する広報活動の実施,深水管理を可能とする用水の確保など,各構成団体の連携と実施内容の確認を行いました。

 普及センターでは,引き続き生育状況や気象経過に応じた適正な栽培管理など,関係機関と連携して支援を行ってまいります。

 <連絡先>    宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班     

           TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美里地区生活研究クラブで技術向上講座を開催しました!

2019年07月23日 09時06分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  美里地区生活研究クラブ連絡協議会は,地域の女性農業者同士のつながりを大切にしながら知識習得や資質向上に向けて活動を続けています。

  令和元年6月26日(水)には,技術向上講座として渡辺採種場瀬峰研究農場へ視察を行いました。はじめに(株)渡辺採種場の研究員からキャベツやはくさいの品種紹介や,暑い時期の播種や育苗の注意点について情報提供いただいた後,研究ほ場に移り実際に栽培されているさまざまな夏野菜を視察しました。ほ場では,なすの剪定方法,とうもろこしの鳥獣害対策,トマトの養液栽培,かぼちゃの日よけ対策等について野菜を間近にみながら栽培のポイントを教えていただきました。

  研修会に参加したクラブ員からは,「いつも,はくさいの品種に迷っていたが,品種の特性を細かく教えてもらったので,早めに種の準備ができそう」,「いろんな夏野菜が見られて勉強になった」など前向きな意見が聞かれ,意欲の高さが表れていました。

  美里地区生活研究クラブ連絡協議会では,今後も移動研修会や料理講習会などを予定しています。

 

 <問い合わせ先>   美里農業改良普及センター  地域指導班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする