令和2年3月25日に気仙沼市の上廿一会館において,清流「蔵の華」廿一会の総会が開催されました。清流「蔵の華」廿一会では酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に生産した「蔵の華」全量を出荷しています。
総会に先立ち,普及センターから令和元年産の水稲の作柄及び令和2年産の育苗管理等について講習を行いました。令和元年は,異常気象や高温の影響など,稲作農家にとっては難しい年となりましたが,会員の皆様の努力により,良質な「蔵の華」が生産されました。
出席した気仙沼市内の蔵元は,「今年は「吟のいろは」という新品種が登場し,酒米に注目が集まっています。宮城では品質の高い酒造りが行われており,気仙沼産「蔵の華」生産のさらなる拡大を期待します」と話していました。会員からは,「異常気象がつづいているが,今後も栽培技術を磨き,生産をがんばりたい」との声が聞かれました。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606