宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

高収益作物,加工用ばれいしょ植付け作業の見学と情報交換

2020年05月01日 18時41分58秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

 令和2年4月6日登米市豊里町,9日中田町において,加工用ばれいしょの植付け作業が始まりました。JAみやぎ登米では,12haの作付けを目指しています。
 登米市南方町沼崎地区と東和町内ノ目地区では,水田のほ場再整備による大区画化が検討されており,高収益作物として,加工用ばれいしょの植付け作業を生産者と見学しました。
 加工用ばれいしょの品種や種いもは種機,栽培管理など,実践している法人と情報交換しました。
 ほ場整備の座談会で議論されてきた加工用ばれいしょについて,実際の作業の流れを見て,実践者から栽培上の課題やポイント等の情報を得たことで,地元での話し合いの進展が期待されます。
 今後とも,ネギ等の高収益作物の見学会を設け,地域営農計画策定の一助としていきます。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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令和元年東日本台風被災水田における営農継続に向けた取組支援

2020年05月01日 17時38分15秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 丸森町では,令和元年東日本台風により水田へ多量の土砂が流入したため,今春の水稲作付けが不可能となっている農地もあり,農家所得の減少が懸念されています。
 このため,被災地域における農家所得の確保に向けて,丸森町では産地交付金を活用し,「地力増進作物の栽培」を支援することとしました。
 しかしながら,被災水田では,ほ場が軟弱で農業機械が入れないなどの課題があり,農業者がこの取り組みに不安を抱いていました。そこで,普及センターでは地域ごとに異なる被災状況を確認しながら,品目の選定や播種方法などについて,農業者と現地で意見交換を行いました。
 被災水田においては農家の営農意欲が低下することが懸念されています。このため,普及センターでは町とともに,これらの活動を通じて今後の営農継続に向けて取組を進めていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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