東日本大震災で被災した南三陸町では,ほ場整備が完了し,引き渡された農地について,農地中間管理事業が活用され,水田の集積が図られました。
廻館地域では,今年で4年目となる田んぼアートの田植えが5月15日に行われました。今年のデザインは,紫や白,赤などの6種類の稲の苗を用いた五輪の輪です。今年は,新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため,例年行っているボランティアの参加を募ることができませんでしたが,営農組合員が田植機を用いて五輪の輪を描きました。残念ながらオリンピックは1年延期となりましたが,田んぼアートは,7月から見頃を迎え,志津川高校の校門前から見ることができます。
普及センターでは,今後も担い手へ復旧農地の集積が計画的に進むよう支援していきます。
普及センターでは,新型コロナウイルス感染症拡大により経営に影響が出ている生産者の支援を行うため,支援策を記載した資料の配付やホームページを活用して情報提供を行っています。
生産物が出荷できずに収入が大幅に減少したため,購入資材費の支払いが厳しくなってきているなどの窮状を訴える農業者へ緊急対応策として,持続化給付金の情報を提供し,申請会場の紹介や必要書類の確認について支援を行っています。支援を受けた農業者は申請手続きを始めています。
なお,普及センターでは持続化給付金のほか制度資金等の内容についても情報提供を行っています。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp