宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

春せりレシピ開発お披露目会が開催されました

2022年05月24日 16時32分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
   





 令和4年5月17日にJAいしのまき本店で春せりレシピ開発お披露目会が開催されました。レシピ開発者のレストランヒロミチの小玉弘道シェフ,JAいしのまきせり部会員,名取市のせり生産者,JAいしのまき,亘理農業改良普及センター,農政部食産業振興課など19人が参加しました。
 宮城県でブランド化を推進しているせりの中でも,早春に芽吹いた柔らかい茎葉を食べる春せりの認知を拡大するべく,春せりを使ったレシピ開発が行われました。小玉シェフは「せりかけご飯」や「春せりの豚バラ肉巻き焼き」など4つのレシピを開発され,参加者はそれぞれのレシピの説明を聞きながら試食を行いました。
 春せりの消費拡大に向けてインターネットの特設ページの作成や,動画レシピとしてSNSで発信される予定です。
 石巻市河北地区特産のGⅠ登録された河北せりの春せりは,4月から5月中旬が出荷時期となっています。
 普及センターでは引き続き,河北せりの生産技術指導や販売促進活動への支援を行います。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第二班
 TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999

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クロマツは種・栽培研修会を開催しました

2022年05月24日 16時18分45秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和4年5月18日,東松島市大曲のほ場を会場に,宮城県園芸推進課と気仙沼農業改良普及センターの主催によるクロマツは種・栽培研修会を開催しました。
 枝もの用クロマツ生産者を増やすことを目的に呼びかけたところ,興味のある農業者22名と県等関係者22名の合計44名が参加しました。
研修会では,クロマツ栽培に適したほ場,は種後の鳥害対策,雑草防除対策の説明や,は種作業の実演を行いました。
 参加者からは,耕作放棄地での栽培の可否や,除草方法,収益性,年間労働力など様々な質問が寄せられ,栽培に取り組んでいる(株)南三陸PinePro(パインプロ)の後藤代表や構成員から実例を交えながら回答してもらい,参加者は納得した様子でした。
 普及センターでは,今後もクロマツの生産を広く周知するため,現地検討会などを開催しながらクロマツ生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

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第51回日本農業賞宮城県表彰式で株式会社仙台秋保醸造所が表彰されました。

2022年05月24日 15時38分04秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 仙台市太白区秋保の株式会社仙台秋保醸造所が,第51回日本農業賞「食の架け橋の部」で優秀賞を受賞し,5月16日(月)にホテルモントレ仙台で県内受賞者の表彰式が行われました。
 日本農業賞は,日本放送協会(NHK)及び一般社団法人全国農業協同組合中央会,都道府県農業協同組合中央会が主催し,「食の架け橋の部」は,農業者と消費者を結ぶ優れた活動や,未来の豊かな生き方・地域づくりへのヒントとなる食や農の活動を行っている個人や団体を表彰しています。
 表彰式では,株式会社仙台秋保醸造所代表の毛利親房氏から,「ひと・地域・文化・産業をつなぎ,はぐくむワイナリーづくり」と題して,東日本大震災で途絶えた宮城のワイン産業復興と地域再生の思い,ぶどう栽培やワイナリーの担い手育成,農福連携の取組,秋保地域及び東北全体を盛り立てる様々なイベントの開催や今後の取組についての活動報告がありました。
今後もワイナリー経営を通じて様々な人や資源を結びつけ,豊かな地域社会づくりに大きく貢献されることを期待いたします。受賞おめでとうございました!

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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りんごの摘果講習会が開催されました

2022年05月24日 13時29分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

今年産のりんご生育状況は,開花期間に降雪があったものの,今のところ結実数・果実肥大とも順調に推移しており,現在予備摘果(一輪摘果)作業が各園地で進められています。そうした中,JAみやぎ亘理主催でりんごの摘果講習会が2地区(逢隈,吉田)で開催され,当普及センター果樹担当職員が講師として対応しました。
摘果の目的や作業時期,摘果する果実の状態などを解説した後,実技講習を行いました。
近年りんご栽培を始めた生産者を中心に,腋果そうの判別や短果枝・中果枝・長果枝の判別などについて,活発な質疑応答が行われました。
当普及センターでは,今後も管内りんご産地の支援を行っていきます。

亘理農業改良普及センター先進技術班 TEL0223-34-1141,FAX0223-34-1143

りんご摘果講習会の様子 りんご摘果実技講習の様子

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子実用とうもろこし播種実演会が行われました。

2022年05月24日 11時00分02秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 涌谷地域農業再生協議会では,国産濃厚飼料として子実用とうもろこしの栽培実証試験の取組みをはじめました。子実用とうもろこしの生産は,飼料価格の高騰に対応するだけでなく,深根性によるほ場の排水性改善や,茎葉のすき込みによる緑肥といった後作への効果も期待されます。
 4月21日に,涌谷地域農業再生協議会主催で,2台の真空播種機を用いた播種実演会が関係機関や農家等を対象に開催されました。
 真空播種機の利用は,播種間隔の設定や走行速度などの調整が必要ですが,概ね順調に播種することができました。当実演会で播種した子実用とうもろこしの品種は5種類で,今後は品種間の収量性の比較や,作期分散,後作の収量調査等を実施するとのことです。
 普及センターでは,子実用とうもろこしの生産など,省力で高収益な転作作物の導入に向けた支援を行っていきます。

<問い合わせ先>
涌谷地域農業再生協議会    TEL 0229-43-6910,FAX 0229-42-3042
美里農業改良普及センター TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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