令和4年5月24日に石巻市北村の遊学館において,JAいしのまき主催の大豆栽培研修会が開催されました。JA全農みやぎの佐野氏より「宮城県の大豆情勢について」,当普及センターの岩間技師より「令和3年産大豆の総括及び令和4年産大豆栽培のポイントについて」及び「大豆種子の情勢について」という内容で行われました。世界の大豆は,生産量,消費量ともに増加していること,国内では国産大豆の味や品質が評価され,需要が高まっていることなど説明がありました。また,栽培技術については,基本技術(①播種②肥培管理③排水対策④中耕培土⑤雑草対策⑥病害虫対策)の励行が重要であること,「すずみのり」が新しく優良品種として指定されたこと,種子の情勢では,ほ場審査や生産物審査の基準や優良種子の生産のポイント(①交雑対策②漏生対策③異株抜き④病害虫防除⑤中耕培土⑥調製)について説明されました。当日は,生産者やJAの営農指導員ら関係者約50人が参加して聞き入っていました。当普及センターでは,管内で生産される大豆や大豆種子の高位安定生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
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