宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ亘理いちご育苗講習会を開催しました!

2022年06月09日 15時25分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和4年5月23,24日にJAみやぎ亘理いちご部会主催の令和5年産いちご育苗管理講習会が支部ごとに行われ,合計で45名の生産者が参加しました。
 講習会では,普及センターから親株の栽培管理のポイントとして,肥培管理,病害虫防除対策等について説明を行いました。令和4年産のいちごは,現在まだ収穫中ですが,生産者は次作に向けて,これから育苗管理を本格的に始めていきます。
 JAみやぎ亘理における令和4年産いちごの販売実績(5/10時点)は,昨年との比較で数量99%,金額98%に上り,普及センターでは,今後も関係機関と連携し,いちごの産出額増加に向けて支援していきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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アグリテック活用農業推進セミナー(自動操舵システム編)が開催されました。

2022年06月09日 12時14分41秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化
 令和4年6月6日に令和4年度アグリテック活用農業推進セミナーが大郷町B&G海洋センターを会場に開催され,農業者及び関係機関合わせて90名の参加がありました。
 当日は,ヤンマーアグリジャパン株式会社による「自動操舵システムの活用について」の講演並びにえだまめ栽培ほ場でのロボットトラクターによる耕耘及び自動操舵トラクターによる播種作業の実演が予定されていましたが,あいにくの雨で,実演会は中止となりました。
 講演会では,若手農業者等から積極的に質問や要望が寄せられるなど,有意義なセミナーとなりました。また,ほ場での実演会の代わりに,大郷町文化会館の駐車場において,ロボットトラクター及び自動操舵トラクターの自動走行による直進,ターンの実演が行われ,参加者は雨の中,興味深くその様子を見学していました。
 普及センターでは,今後,試験研究機関と連携してアグリテックの推進に努めてまいります。



〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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「吟のいろは」通信を発行しました!

2022年06月09日 11時03分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和元年に新しい酒造好適米としてデビューした「吟のいろは」は,「蔵の華」に続く県オリジナル品種です。淡麗ですっきりとした味わいに仕上がる「蔵の華」に対し,「吟のいろは」はやわらかくふくらみのある味わいに仕上がるということで,実需の方々からも期待が寄せられています。
 大崎東部地域では,大崎市松山地区を中心に「吟のいろは」が県内で最も多く作付されており,これまでも生産者と共に生育調査を行うなど品質向上を目指してきました。
 今年度は普及センターのプロジェクト課題を設定し,安定生産と品質の向上を図ると共に,主に実需者の方に対し,生育等に関する情報を「吟のいろは」通信として生産者・県酒造組合等に提供するほか,ホームページで公開しています。
 普及センターでは,生産者や地域の関係機関と共にプロジェクト課題に取り組み,積極的に情報を発信していきます!

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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子実用とうもろこしの試験的な栽培を進めています。

2022年06月09日 09時13分21秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
令和4年5月25日に石巻市桃生で子実用とうもろこしの播種作業が行われました。
 子実用とうもろこしは水田の新たな転作作物として栽培が進められている作物であり,主に飼料用としての活用を考えています。子実用とうもろこし自体がまだ新しい取り組みであるため,今年度は地域に合わせた栽培方法や収益性などを明らかにするための試験的な栽培を進めています。
 今回,子実用とうもろこしの播種をしたのは(株)入沢ファームと(有)サンダーファーム牛田の2法人で,現地には農研機構東北農業研究センター,古川農業試験場,農業・園芸総合研究所,当普及センターの職員が集まり,生産者や農協職員と話し合って条間・株間・播種深度等を調整しながら,播種しました。
 今後も当普及センターでは子実用とうもろこしの生育調査を行い,転作作物としての有用性を検討していきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


写真1 播種した子実用とうもろこしの種子


写真2 播種機の調整をする様子

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令和4年度鳥獣被害対策に係る仙台地域連携会議を開催しました

2022年06月09日 08時52分41秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 

 仙台管内の鳥獣による農作物被害額は、6千万円を超えており、その72%がイノシシの被害となっています。各市町村においては、国の交付金等を活用して、侵入防止柵の整備や捕獲の推進、出没しにくい環境の整備など総合的な被害対策の推進が行われています。
 このような中、各圏域において、市町村やJA等の関係機関による情報共有や課題抽出を行うため、今回初めて仙台地域連携会議を5月31日に開催しました。
 会議では、事務所から管内における鳥獣害対策の現状・対策等の説明を行い、各市町村等からは、被害や対策の状況等を説明してもらいました。市町村からは、交付金が足りていないことやイノシシの捕獲頭数が減っていること、捕獲者への手厚い支援等の説明があったほか、ICTを活用した各種箱わなの設置により、捕獲者の負担がかなり減っているという先進的な取組の説明などもあり、有意義な情報交換となりました。
 今後も、普及センターでは、各市町村等と連携を行い、農作物の鳥獣被害軽減に向け、取り組んでまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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