宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酒米サポーターズクラブの田植え体験会が開催されました。

2022年06月06日 16時56分41秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年5月28日,気仙沼市廿一(にじゅういち)地区の酒米体験田で,「蔵の華」の田植えが行われました。
 酒米サポーターズクラブは,同地区で酒造好適米「蔵の華」を栽培する清流「蔵の華」廿一会の取り組みを支援する市や酒造会社,県内外の一般市民で構成されており,今年で21年目を迎えます。
 同地区での酒米栽培を継続してきましたが,田植え体験会は,過去2年間,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,中止を余儀なくされていました。今年は41名が参加し,昔ながらの手作業での田植えを復活させることができました。参加者は,田植え定規で印をつけた田んぼに,手植え用として機械移植用より大きく育てられた苗を一株一株丁寧に植え付けました。
 収穫された酒米は市内の酒造会社2社(男山本店,角星)に出荷されます。参加者は自分が植えた稲がおいしい日本酒になることに思いをはせながら,山や川に囲まれたのどかな地域での田植えを楽しみました。
 普及センターでは,栽培研修会の開催などをとおし,地域に根ざした農業の取組となる同会の酒米栽培について,さらなる多収・高品質化を支援していきます。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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どんなアートになるか楽しみです。

2022年06月06日 15時58分22秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 令和4年5月28日,南三陸町志津川廻舘地区の約50アールの水田で,田んぼアートの田植が行われました。田んぼアートを企画したのは廻館営農組合で,今年で5回目になります。
 当日は,子供連れの家族や高校生のグループ,町や農協の職員等約50人が参加しました。今年は,南三陸町のマスコットキャラクター「オクトパス君」になるよう,目印となるテープを張り,そのテープに沿って苗を植えました。特に子供達は田んぼの泥に足を取られながらも,一生懸命に稲の苗を植え,どんな出来栄えになるか楽しみな様子でした。
 今回,田植えをした水田は,南三陸町震災復興祈念公園に令和2年10月に完成した「祈りの丘」からよく見える場所にあります。祈念公園は,地元の観光スポットである「さんさん商店街」の裏側にありますので,立ち寄った際には是非,みんなで植えた「オクトパス君」がどのような姿に成長するかご覧ください。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

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