JAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。石巻市石巻地区(5/25),桃生地区(6/6),河南地区(6/7),河北地区(6/9)いずれの検討会でも10人程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら麦の子実水分を計測し,収穫適期の検討を行いました。雨の中での検討会となった地区もありましたが,刈取時期について積極的な意見交換が行われました。
収穫が早いと,登熟不足によって子実重の低下や空洞麦による品質の低下につながり,収穫が遅くなると発芽粒や退色粒の発生による品質の低下につながるため,適期に刈取を行うことが大切です。麦の収穫後はすぐに大豆の播種が始まり忙しい時期が続くため,普及センターからは麦の収穫適期判断と共に農作業安全についても呼びかけました。
現在,梅雨の晴れ間をぬって大麦の収穫作業が行われており,小麦の収穫も6月下旬頃からスタートします。普及センターでは今後も多収高品質の麦生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999