宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

関係機関とともに認定新規就農者サポート巡回を行いました

2022年06月27日 15時24分59秒 | ②新たな担い手の確保・育成

  令和4年6月23日に農業次世代人材投資事業(経営開始型)の交付を受けた就農1~5年目の認定新規就農者を対象に名取市・JA・農業委員会・金融機関と連携しサポート巡回を行いました。

   巡回の対象者は,就農初年目が3名,就農2~5年が6名の計9名で,巡回では,就農計画の達成状況や営農状況を確認し,認定新規就農者が早期定着できるよう関係機関それぞれの立場から助言や支援を行いました。

   また,本年度からサポーターとして地元生産者にも参加いただき,先輩農業者の立場から栽培管理や農業に取り組む姿勢等をアドバイスしていただきました。

   今年は春先から低温や雨天が続き,苦戦を強いられる場面が多くなってしまいましたが,意見交換の中で,「昨年より収量増加を目指し,早め早めの作業に心掛けたい。」と決意を新たにしていました。

   普及センターでは,認定新規就農者が就農計画を達成し,次のステップに踏み出せるよう,関係機関と連携し,引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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JA新みやぎ仙台小ねぎ部会栽培講習会が開催されました

2022年06月27日 13時20分59秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 6月17日(金)に仙台小ねぎ部会の栽培講習会が開催されました。例年,この時期はスリップス等の害虫被害の対策が重要視され,防除対策の講習が多かったのですが,今年は折からの肥料価格高騰の状況が懸念されたため,施肥や土づくりをテーマとして研修が行われました。
 (株)水沢種苗からは,一般的な堆肥の種類や施用時の注意点,微生物資材と有機物施用による連作障害対策,腐植酸資材による肥料成分の吸収促進などについて解説がありました。
 普及センターからは,土壌診断による適正施肥の重要性や窒素単肥による施肥量削減,地域で安価に入手できる有機質資材を活用した施肥設計,緑肥のすき込みによる土づくり,改良を加えた太陽熱土壌消毒の実証結果などについて情報提供しました。
 講習会には部会員の約6割が出席し,関心の高さが伺われました。終了後も複数の生産者が会場に残り相互に情報交換を行っていました。
 普及センターでは,これまでの土壌診断結果に基づいた施肥設計に加えて,家畜ふん堆肥や緑肥の有効活用による土づくりを推進し,肥料費低減と反収向上の両立に向けて支援していきます。


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